木曜日, 10月 24, 2013

とらいある(update-3)

繰り返し実験。

成功。同じ傾向がしっかり出ました。
一つ修正を加えた結果、可能性として以下のように変更。

前回は「くっつくものがあった」としましたが、「くっつき度合いの強さが違う」と変えたほうが適切かも。

どういう事かというと、
例えば、タイ料理に行くと辛さの度合いを注文できます。「激辛」と「普通の辛い」の違いは入れる香辛料の差でしょう。でも両方単純な表記として「辛い」

これと同じで、単純表記で「くっつく」といっても「ガッチリ」なのか「やんわり」なのか。これを調べるには量を変化させて見る必要があって、1つのモノは100ではなんでもなかったけど200になると反応が出る、もう一方は100でも変化が見られる。こうなると2つとも反応するということになります。
前回は単純に100という1つの基準だけで測定。今回は200も準備したのでこの「強さのばらつき」が確認できたと言うことです。

タイ料理で言う「香辛料」の量を少しから多めに振って、どの量でどれぐらいの辛さが出るのかを知らないと辛さのランクは付けれない、といった感じ(このタイ料理の例えええのか??)

研究で難しいのが「絶対に」と言いきること。
今回のように「たくさん入れたら反応がでた」というような現況のように、「OOでない」とか「OOである」と断言するのは結構たくさんの実験が必要になるのです。今回の場合は「くっつかない」。
こういった絶対的な価値を見出すとNatureやscienceといった有名な雑誌に論文が載るのです。

今日は
2日間のデータを綺麗なグラフにして分かりやすい説明を考えること。
やった実験の方法を他の人がやっても同じように出来るように説明書(実験方法)を書くこと。
この2つが主な作業です。

結構グラフ化すると色々気付かなかった点や思っていたのと違っていた点が浮き彫りになったりするので、この作業後にデータをじーーーーっと眺めるのが重要だったりします。

近いうちにもう一回確認で同じ実験をして、この仮説の検証は終了です(3回繰り返して同じ結果がでることが正しいの最低条件だったりします)。

この2日間で当初の予想とは大きく変わりましたが、学ぶことがたくさんたくさん。そして考えることもたくさんたくさん。

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