日曜日, 2月 22, 2015

7冊目2015(194)

日本開国 (アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由) 単行本
渡辺惣樹  (著)
草思社 (2009/11/25)

歴史の教科書から試験で点数を取るために覚えた出来事。
日本史と世界史はもちろんリンクした事象なのですが、どうも別のカラムで流れで覚えてている。なぜなら点でしか覚えてないから。
しかし、歴史である以上線であって関連している。一見無関係な点も大きな影響や引き金だったり。
そして、今知ってる事実は実はその点を正確に紡ぐことで変わってしまう。

ベリーが開国を求めたのは捕鯨船の停泊や燃料補給のためというのうのは。。。実は!!

その歴史の機微が焼き鳥のように事象が串になって美味しく味わえます。その味の深いこと。

身近な話で言うと現在の生活地であるアメリカ西海岸の歴史というのが意味深く、先日訪れたサンフランシスコの存在意義とそれを含むカリフォルニアを巡るメキシコとの戦い。オレゴンと言う土地。
日本の開国に関連した地に今いる日本を離れた日本人がそれを知るのがアメリカで読んだ日本から取り寄せた本。太平洋!!!って感じですねー。

細かい点を付加すると、アヘン戦争とアメリカのアイビーリーグ、シーボルトと国家機密、イギリス・アメリカのアジアへのアプローチ、漢学・蘭学・日本語と英語を絡めた知識知人の語学力、などなど。中国・日本・アメリカの政治的距離感はずーーーーっと変化しつつも解体できないんだなと変に腑に落ちました。

昨今の中東情勢から感じいる、歴史を吸収しないと今の世界を正確に観れないなと痛感。
酔っぱらってるお前に何が見れる!?ビアメニューonly...

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