水曜日, 2月 04, 2015

汲み取る・感じる

先日ですが一時の話題を掻っ攫った「the interview」を観て来ました。

友人評はイマイチとの事だったのですが、僕自身の感想は良く出来ている!でした。
細かいあの国の内情を調べて描写していたと思います。そのバックグラウンドがないと飲み込めない部分があるのかもしれませんね。


ここからが今回の本題なのかもしれません。
前出の友人は俳優さんの演技に関しての感想が大部分を占めていました。アカデミー賞といった賞がある以上、目がそこに行くのは仕方ないかもしれませんね。
数週間前僕が好きな映画(邦画)への批評をしている動画をyoutubeで観ました。演技やストーリーといった部分に関してたくさんの批評をしていました。

上記のそれらはそれで間違っていないのかもしれない。でも僕は違うと思うのです。
監督が何かを伝えたくて作品にするわけですから、その監督の「メッセージ」に対して批評をすべきだと思うのです。上の2つにはその事が全くなかった。

インタビューで言えばおそらく「無能なボスを持つ悲劇」なのでしょう。それを表現するにはかの国はぴったりです。でも、裏返しにいえばレイムダックとなったオバマへの痛烈なメッセージと僕には取れたのです。
ストーリーの良し悪しや演者の出来不出来云々はメッセージを伝えるための手段に過ぎないサブカルチャーには当時の社会状況が色濃く反映されるのもです。だからこそそれに対しての議論をすることが作り手への敬意となるもの僕は考えます。そして今回思いました。

たまに映画を観るのは良いですね!
それでは、さよなら、さよなら、さよなら。

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