日曜日, 11月 09, 2008

帰国時に感じたこと。①

~これって格差!?~

帰国する前の約一週間、出発前に終わらせておきたいことがあったので強行日程で仕事を敢行。
結果出発の6時間ほど前に完結。しかしかなり睡眠時間を削ったため疲労困憊。

オンラインにて飛行機のチェックインを行う。
僕は国内線は窓側、国際線は通路側とうい自分中での希望があるので、チェックイン時に席を確認する。
たいていの場合、席の変更は可能なのだがサンフランシスコ-関空において変更不可能。そう満席なのである。このしんどさで満席は正直厳しいと感じた。横が空いているのと誰か座っているのではエコノミーにおいては致命傷になる。

今回の航空券は溜まったマイレージを使って購入したため実質フリーである。そこで「ここはビジネスにアップグレードしてやろう!!」と思い切った決断を下す。

いざ搭乗。僕の使うユナイテッド航空はビジネスクラスで初のフルフラットシートを順次導入していると聞いていた。ラッキーなことにそれに当たり、超快適なフライトを経験してしまった。

機内に入ると、「水、オレンジジュース、シャンぺンはいかがですか??」。
迷わずシャンペンを飲む。出発前やで!! 
出てくる機内食は全て食器に乗っている。しかも前菜から始まるコースである。
通常機内で見る映画は決められているが、席にあるディスプレイ上で好きな物を選べる。しかもゲームも出来る。常に飲み物などに気配りをしてくれるし、「もうエコノミーは戻れないよ…。」と切に思った。



帰りの飛行機。幸い横は誰も居ないとの事だったので、ビジネスクラスに後ろ髪を引かれながらも毎回そんなお金も払えないので、今回はパス。
幸い帰りの飛行機のビジネスはフルフラットではなかったので、ナイス判断と思った。

しかしここからが予想外だった。
今まで国際線ではビールはタダだった。もちろんそれが普通だと思っていた。いうても国際線やし。

ところが、いつからそうなったのかは分からないが「アルコール類は600円or6ドルで販売」になっていたのである。いつも飛行機で飲んで爆睡を常にしている自分としては想定外である。
だいたい、ポケットの中の小銭は全ておかんにあげてしまった。焦る焦る。幸い財布に10ドルと1000円があったので難を逃れたが、かなりショックが大きかった。



格差という言葉をよく耳にするけど、実際これをマジマジと感じたのは初めてだった。
景気がよければきっと、サービスの質が上がるのはエコノミーだろう。しかし逆になった時その影響をもろに受けるのもエコノミーなのだと。いままで当たり前だった物が、そうでなくなった時に受けるダメージはデカイ。でもお金を払えは良質なサービスを受けられる。

橋下府知事の政策も今回僕が感じたように、肌でダメージを府民が実際に感じ出した時が正念場になるのだろう。
こういったことが実生活で起こったら悲惨だ。いや、幸いまだ影響を受けにくい所に居るだけかもしれない。
そうならために国はがんばってくれ、景気対策ってやつを。
で、自分はどうすればええのか考えて生きよう。国際線の中ぐらいビールはタダで飲みたいっす。

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