月曜日, 12月 20, 2010

書評 その39

大淘汰の時代 「メガ再編」後に生き残る企業・消える企業 [単行本]
著:須田 慎一郎
出版社(発売日):講談社 (2010/1/29)

須田さんの本は個人的に好きでよく読みます。この本は色んな業界で起きている再編や変化についてとても分かりやすく書いてあります。

航空業界・金融業界をはじめ、昨今の激安商戦そして自分がお世話になっているビール(飲料)業界。
その背景にあるあのリーマンショック。そして巨大な2つの国、アメリカと中国の存在。

各業界で起きていることの本質は同じで、それは競争と言う名の淘汰。
なぜ競争が激しくなったのか?国際化と金融危機(経済)。
本当に時代の流れを予測することについて考えさせられました。

今はまさに電子書籍による出版業界がこの枠に当てはまるのかなと思ったりします。
そして、自分のやってる研究ではどういうことに対応するのかなと考える機会を得れたのも良かったです。
それ以前に「働く」といことの定義から考えていって競争を余儀なくされる企業で働くってホンマたいへんやぁと。その反面で、この競争の無い「働く」って何があるのかなどいい思考の実験にもなりました。

淘汰されないようにがんばろーっと。

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