木曜日, 12月 02, 2010

焦点

サンクスギビングの休暇に友人とロスにサーフィンしに行った時に感じたことを。

サーフィン中に左目のコンタクトレンズを失う。
右目のコンタクトレンズのみの状態で過ごす数時間。

4つの視界が広がる。
右目を閉じると、ほぼ何もかもぼやけて見える。
左目を閉じると、輪郭がはっきりした世界。
両目を開けると、変なコントラストの利いた視界。
両目を閉じると、音だけの暗闇。

いったいどれが正確な認識としての世界なんだろう。

見えているというのはいったい何なのか。
目が悪いから分からない。それは目がいいことが前提となっている世界。
視覚というより光を受ける受容体としての目と反映する脳。
コンタクトレンズと言う数ミリの厚さの中で曲がる霞む世界。

僕は何を見ているのだろうか。

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