火曜日, 12月 28, 2010

M-1グランプリ2010感想

笑い飯おめでとう!!


とうとうM-1終わっちゃいました。なんかやっぱり寂しいですね。


筆者採点(予選順位)    順位(予選)       最終順位   筆者(予想)
銀シャリ 80点        パンクブーブー     笑い飯        敗者復活
パンクブーブー 79点    笑い飯          スリムクラブ     ハライチ
笑い飯 78点         スリムクラブ       パンクブーブー   銀シャリ
ピース 78点          ピース          ピース        笑い飯
ハライチ 77点        銀シャリ         銀シャリ       ナイツ
ジャルジャル76点       ナイツ          ナイツ        ジャルジャル
スリムクラブ 76点      ハライチ         ハライチ       スリムクラブ
カナリア 75点         ジャルジャル      ジャルジャル    ピース
ナイツ 74点          カナリア         カナリア       カナリア



僕の予想の当たり具合とかは見ての通りです。なんじゃこりゃ笑

以下には自分が感じたことを述べたいと思います。


まずライブでも書きましたが、お客さんがすごく緊張していた気がします。カナリアとジャルジャルが掴みっぽくやった挨拶と言うか(本来なら多少クスリとあるんちゃうかな)で「シラー」ってなって。
思わず僕は「うわぁー」って言ってしまいました。
聞いた話だと緊張してるお客さんも笑いすぎるお客さんもやりにくいそうな。
でも、お客さんは悪くなくて。難しい所ですが。だから今回は大丈夫かなって思いました。


ジャルジャルとスリムクラブは、僕にはどうしてもコントのように見えてしまって。
特にスリムクラブ(ライブ19:21参照)に関しては、2人が向かい合って会話をしていてお客さんを見てないのとかも気になり。
でも、あんなに間を取ってやるという発想は斬新で。その間で僕はあまり反応できなかった。

銀シャリのあのネタは、以前に見たことがあって「あー、これで来たのか」と。
ただカナリアがドレミで銀シャリはABCって言うのでネタの構成が被るなぁと(カナリアの時にまさかと思ったらホンマになった)。
でも、僕としてはコントっぽいコンビが続いたからコントラストで受けると思ったのが予想外。
僕自身はとても思いろかったんやけど。

ナイツはどんな感じに仕上げてくるのか楽しみにしていたんですが。
3回目って言うので、マンネリ化っぽくなりそうで変化を求められるのではと言う点で。
でも僕的にはちょっと残念。自身が時事ネタ漫才があまり好きでないのあるのと、前半後半で被せてくるっていう絵が見えてしまって。3/4ぐらいで何となく先が見えたというか。
ここで感じたことは、お客さんがナイツで漫才の口というか空気になったような気がしたこと。
銀シャリを応援していたので、ナイツと順番が逆だったらとか思ってしまいました。

笑い飯は鳥人と型が似ていて、おもしろかったけど僕にはしっくりこなかった。
もっとちょけてくれるんかなって思っていたけど…。

ハライチは去年おもしろとおもったけど、ボケの方が「タダ言うだけ」(すんませんちょっと上からで汗)に感じて。
陣内さんがやるようなVTRや音声や、第二回のR-1(浅越ゴエさんが優勝した回)の予選でプラン9のヤナギブソンがやっておられた「XXな○○」となるようにあらかじめ準備した紙を舞台上でランダムにXXと○○を引き「偶発の造語」に突っ込むという型でもやれるやん。
ボケの役割を今回どう改善してくるのを注目していました。でも、僕には同じに見えたなぁ。
期待していたので残念やった。

ピースは漫才と言うのは初めて見たんやけど、なんかイメージしていたのと違った。
又吉さんがロン毛になっててビックリした!

敗者復活。僕はパンクブーブーの2連覇でおしまいというシナリオだったので、ドキドキした。
僕的にはおもしろかった!

得点を付けていて本当に感じたのは、審査員の方々スゴイなと。
僕は5点とかの差がつけられない、チマチマしたものになってしまう。そしてどうしても前のコンビとの比較になって、それをさかのぼっての比較が出来なかった。

審査員の顔を抜いたワイプいります?僕はあれは無意識に笑うという幅を狭めるような気がする。
というのも、抜かれた審査員が笑っているところで自分が笑ってないと「あれ、これをおもしろいと思ってないことは変なのかな!?」って。その逆もあって審査員が笑ってないと「あれここで笑ってる自分はレベル低いんかな!?」って。ヒトには価値観や経験があってツボが絶対に違うと思う。そんな中で共通の落としどころや想像に引き込めるかが技術だったりするのかなって解釈しています。

最終決戦の笑い飯。終盤に向けてドンドン崩れていって僕は受けました。
でも、自分的にはあの粗い発想を作り出したスリムクラブが2002年の笑い飯に見えて、最後に新しい価値観が勝つのもありかなと思って、スリムクラブと予想した。
結果は笑い飯!!
僕の友人は松ちゃんの「勝たしてあげたかった」的なコメントはアカンやろうと。
分かる気もするし、2002年のあとの放送室でそのようなコメントをしていたのも聴いた記憶がある。
でも、松ちゃんも9回やった審査員といううのと結婚して子供さんが生まれたこととか、色々な要素でああいう気持ちになったんかなと一人察しています。真実は藪の中です。

僕自身は笑いのツボの関係であまりグッとこなかった回でした。
でもやっぱりお笑いっておもしろいなぁーと。そしてまた、ライブに足を運びたいと思いました。
生はやっぱりすごいですし、テレビでは伝わらない空気。また感じに行きたい。

演者の皆様、ありがとうございましたー!!

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