木曜日, 7月 17, 2014

おぬしだれや??

昨日ふと自分でも考えていたこと。そしてある会話の中で同じ事象の話になった。

友人を3つにカテゴライズできるということ。

A)普段会う時もう酒が入っていてほとんど素面の僕をみた事がない集団。
B)基本的に僕の素面と接する集団。
C)両方を均等とまでも行かなくともそれなりの頻度で会う集団。


A)はもうプライベートの関係。一緒にワイワイするひと。
というのも僕って仕事場を離れたり運動をしてる時以外って基本飲んでいる。
B)は職場やサッカーなど。
C)はA)B)が被っている友人。

本人は常に自分でありそれ以上それでも以下でもでない。でも接する人はきっと印象違うんやろうなぁー。

じゃー、本当の僕ってどれ、これ、あれ、それ!?
かしこまりましたー。

金曜日, 7月 11, 2014

読んだ本・その26(169)

美味しんぼ 110 (ビッグコミックス) [コミック]
雁屋 哲 (著), 花咲 アキラ (イラスト)
小学館 (2013/8/30)

手元にある単行本「美味しんぼ110巻」。今は遠い過去のような話題だがこの本(漫画だとは思わない。含んでいるメッセージは切実だから)を読んで、僕が定期購読している津田大介さんのメルマガ“メディアの現場 vol123「美味しんぼ」はなぜ紛糾したのか”を読んで自分の感じたことを合わせて、消化して記しておくことは意義があるのではと思ってつらつら書いてみようと思う。

まず手元の美味しんぼにはメディアで話題になった鼻血の描写は含まれていない。それまでの話題。主に風評被害・現地で暮らす人の苦悩と葛藤などが描かれている。大きな問題提起として、郷土料理が食べられなくという事実があると思う。放射能で汚染されてしまった土地。そこで育つ郷土料理の核となる動植物。それらが安全だと証明する苦労は風評被害で自明なため、この事実はあまりにも重すぎました。

津田さんのメルマガは問題になった鼻血の場面の前後に起因する描写を、津田さんたちが実際に取材した実感に基づいて比較・議論したものである。この内容は以前ここでも紹介した「福島第一観光化計画」に収められているものと被るものであります。

そう、じゃー福島の真実って何??ってこと。

鼻字の描写には議論の余地はあるけど、それまでに描かれている真実にはちゃんと向き合わないといけない真実がある。
津田さんたちはフェアな立ち位置として「鼻血問題」と向き合った。そんなメディアを定期購読できていたことを誇りに思う。
でも朝日新聞社が出しているプロメテウスの罠しかり手元にある美味しんぼだったり、本来僕たちが向き合わないといけない筈の問題以外のところで、盛り上がり冷めてはないか?

今朝も福島で揺れた。震源の深さ10キロだったと記憶している。

待ってくれないよ。待ってくれてるんじゃない?もっともっともっともっと本気で向き合わないと駄目じゃない?鼻血のあった美味しんぼという認識しかないんじゃない?この福島の真実の回一回でも見たことある人どれぐらいいるの?福島含め東北に震災後足を運んだ人はどれぐらいいるの?被災地の物品とかどうしてる?読んでるあなたはどう?何かしてる?何もしなくていいと思ってる?世界中で悲劇はいっぱい起きてるけど、日本国内でもあるんだよ?

僕はもどかしくて悔して仕方がない。
だからこそ自分にできることをします。自分ができる範囲で継続的に。
なにもそれが偉いとかそんなんではない。色んなものが永遠に続かない世の中だからこそ。

ダブレットを手にして、作業ができる場所が広がった弊害の顕著たる投稿。でもこれもいち記憶として良しとしよう。。。何様!???笑

読んだ本・その25(168)

デザインのめざめ (河出文庫) [文庫]
原 研哉 (著)
河出書房新社 (2014/1/8)

オリジナルの本は2001年に出版されたものです。それが文庫本になって今年の頭に新たなエッセイを加えて10年以上という月日とともに再登板です。

登板という言葉を使ったのは、この本を読むと至る所に宿る「視座」「モノの見方」という点が今読んでも圧倒的な面白さとともに的を得ているからです。

2001年といえば大学という空間に自分の中でようやく身を置くことができ華やかなキャンパスライフなどと絵にかいた餅をホクホク食べていた時です。
そのころにこんな本を手に取るなんてミジンコ以下の小さい種ですら頭に無かったと思います。

一つの話はページとして3ページほど。その中に「なんて面白い視点で物事を捉らまえるのか!」そしてキレのある文末のオチ。
狐に抓まれたように読んでしまいます。が、それは大きな罠。一つ一つを噛みしめ味わい落とし込まないとこの本の醍醐味はないのでは。

職業上こういった視座は意識していますが、切込みがシャープなんですよ。
そうそれがデザインという、人の裏をかいたり感動を与えたり気持ちよくしたり。
つまりは無意識の意識化。
つまりつまりは万人の視界に埋もれている盲点にニヤニヤできる楽しさ。

サイエンスとデザイン
デザインとサイエンス

ニヤニヤできる日が来たらと図や表を眺めたいと思います。
デザインのめざめ。
目が覚めるようなタイトルだと気づきますよ!

水曜日, 7月 02, 2014

日常の非日常と非日常の日常

ふいに起きる変わったことに心躍らせたり深く考えさせられたり。それは日常という平衡状態から見える世界。しかしこの非日常を受け入れるか流すかは本人の判断に依存する場合も多い。

面白いことが重なったり深く落ち込んだり考え込んだりしている時、それは日常と乖離したアンバランスな世界。いつもなら必ずするであろう事を飛ばしてしまう。特殊状態化における見落とし怠慢。

前者と後者の行ったり来たりで少しずつ深化・進化していくのだろう。
でも、特に後者でのミスは時に致命的になるなと思うついこの頃。
なぜしたのか?なぜしなかったのか?つもならしないのに。いつもならするのに。
いつもを知る=自分を知る
自分探しは自己探求というのが本来持つ意味なのかもね。

水曜日, 6月 25, 2014

新しい考え方が必要な時!?

ワールドカップに関して少しだけ。

日本代表。ドイツ大会の再現のような結果でした。でも僕はあの時ほど落胆はしていません。
圧倒的な力の差を感じたのはあの時と同じなんだけど、ここから代表自体がどういった道を進むことが次のワールドカップで成功する道なのかよく分からない。
どんなことにでも通じるようなことに見えて、それが一番今回考えさせられること。
これに似たことはヨーロッパの大国が予選で姿を消している姿と状況は別だけど抱えている問題は同じなのではと思ってしまう。

たくさんの選手が海外にでて経験を積んで集合した今回のチーム。ここの底上げで言うと間違いなく前回よりもあがっているのだと思う。でもなぜ勝てないのか?
イタリア・スペイン・イングランドといえば世界中の選手がプレーするのを憧れるサッカーリーグを抱えている。でもそのリーグが代表チームに反映されていないのかな?なんて。
世界中の国々の選手のレベルに貢献してしてしまっている?

組織、チーム、結束、コミュニケーション、信頼、作戦といった個の次元とは違うのもが勝敗を分ける時代になってきた?
これらの問題は上手く回っているうちは明るみに出ないけど、いったん噛み合わせが悪くなるといっぺんに露呈するものかも。
なんとなくそういったことが上手く機能しているチームが予選を突破している気がする。ここで機能してるというのはそういう事態にならないようにしっかり準備が出来ていた、または大会に向かうにつれてうまくはまっていったという意味で。

この組織の上でヘッドコーチの役割が以前にも増して大事になってくるのでは?
僕は日本人の監督で勝負するべきだと思った。
個々の蓄積した経験を収集して反映させられる監督。そうなると言葉の壁というのは大きな障害になるのではないかな。

機械や企業が色んなものを肩代わりしてくれるようなった研究環境。個人のスキルに頼って結果を出すレベルからチームプレーになっていく部分。このアンカーをしっかり出来る存在。そこで必要になってくるのはさっき述べたようなキーワード群だと思う。

まだ明日最後のグループステージの試合が残っているけど、今回の大会はエポックメイキングな大会なのかもって。
そして何か今後の世の中を指し示してしているような気がしてならないので、ふと記しておこうと思ったのでした。

自分の役割をうまく掴めてない僕自身は予選にも参加できない弱小チームっす!!

追記(06/26/2014)
1) どんなに自分たちのサッカーとかいってもやっぱり対戦相手ありきだとおもう。自分のやりたいことをするための柔軟性・対応力・適応力・観察力・分析力とかが必要なのかな。
2) コロンビア戦の日本の攻めを見ていて思ったこと。悪くないは良くもない。これは肝に銘じておきたいな。

土曜日, 6月 21, 2014

読んだ本・その24(167)

被差別の食卓 (新潮新書) [新書]
上原 善広 (著)
新潮社 (2005/6/16)

同じ著者の「日本の路地を旅する」を読んだ後に、この本のことを知り読んでみたいと思っていた本。知り合いの本棚で見つけ、お借りすることができ読む機会に恵まれました。

アメリカから始まりブラジル・イラン・ブルガリア・ネパールとまわり日本で締めくくられます。

食。生きるうえで必要不可欠な行為。生活に密接していて当然。それが集落・地域で形成される食文化となる。この人間の営みの側面だけ見ると、観光などでこれらは資源になりうる。しかし生活に関わる分宗教などの影響を色濃く受けて当然。そして差別という人間行為もまた関わって当然。

フライドチキン・オクラって日常触れるもの。でも地域やルーツを辿ると由来は被差別の食卓
ハリネズミなんて聞いたら地域の伝統料理っぽく聞こえるかもしれないけどこれもそう。
豚や牛は屠殺を行っていた階層の話を知っていればホルモン・油かす・豚足・こうごりといった食文化も納得できる。
飽食の時代というがこういった食事が一般に広がったり廃れていくのは、差別というのもへの意識の変化と考えると豊食の時代なのかもしれない。

以下メモ。
美味しいソウルフードとは母の作るのも。奴隷の廃止と移民という概念。浄・穢の概念。この概念から好まれる好まれない動物がありそれはその者たちの生態系から生まれる。仕事の有無から生じる、食べるのため生きるために人々が選ぶ職業。貧困・差別・無知の関連、それを断つための教育の持つ意義。イラク人の持つフセイン大統領へのイメージ。不可触民という概念と日常で見られる人の行動。名前の由来。ベジタリアンという行為と宗教との関係性。

これらの雑感は全てではないが他の様々な本を読んでてもリンクすることが多かったりするので、この種の事案と持っている歴史的や文化的な意味などは他分野にまたがっているのだなと。それか僕自身が深層心理で持ってる関心事なのかもれない。

さて今日は何を食べようか。僕の食卓は手抜き適当のオンパレードだ’。。。

金曜日, 6月 20, 2014

立方体の秘密はね。。。

ここ数週間ぐるぐるぐるぐる頭の中で回っていたこと。

自分・距離・深さ・色からなる4面体

どれが固定されてどれが流動的でどれが大事でどれが弱いのか。
自分を除いた3点は対人。色には自分も含まれるかもしれないけどそれは自分に集約しよう。

ぐるぐるぐるぐる考えていたものがついに弾けた。飛び散った。
ぐるぐるぐるぐる考えて弾け飛び散って出た結論。分からない。
答えは分からない。つまりは。詰まって。突っ込んで。

4面体を包むもう一つのものの存在を意識するのかしないのか。
思うと毎年この時期に必ずこの種の壁に出会うなぁ。毎年まいとしまいとし姉妹都市。

わかりまへんから始まる問答どうも。
はてさてはてさて。攀じ登りましょう。なにか景色が開けると思って。

月曜日, 6月 16, 2014

読んだ本・その23(166)

上岡龍太郎 話芸一代 [単行本]
戸田学 (著)
青土社 (2013/9/20)

敬愛する上岡師匠、小学生高学年から師匠の番組を観て笑いというより話術を楽しんだという感じでしょうか。

この本、たまらない人にはたまらなくつまらない人には文字の羅列と映るでしょう。師匠との関係性で成り立つと思います。

僕の場合は前者。2,3章に収録されている師匠が舞台でやった講談の文字起こし。もう文章からあの師匠の語り口が脳に甦ってきます。文字を読み脳で復元吹き出る笑い。読み終えてこの本なんと5刷!!それだけファンが居るのだなぁと実感したのでした。

前半は芸人としての龍太郎師匠がどうやって生まれたか、そこから師匠は何を目指しどんな芸を追い求めたのか。頻繁に出てくる人とのつながりの数々。最近とみに感じますが大事ですね。特に僕はテレビでの影響が大きかったので6章を面白く読みました。
以前ダウンタウンDXで師匠がゲストの回でダウンタウンに対して「最近の笑いには教養がない」という話をしていました。それはこの書を読んで師匠の発した言葉の意味が分かった気がしました。実際に僕はその師匠の意味を汲みたいなぁとも思いました。

最近ダウンタウンの浜ちゃんから感じてたツッコミの本質的なも。ツッコミ論とはいかなくても振りがあってボケがある。この何気ない言葉の誘導に関すること。自分でうまく表現できなかったもやもやを例えまで含めて書かれていて、ありがとうございますーって感じでした!

これを読んでノック師匠が他界されそのお別れ会での上岡師匠の弔辞を改めて聞き直しましたが、あれは上岡龍太郎師匠の最高傑作の話芸だなと改めて感じたのでした。おもしろかった。

普段当たり前にしゃべっている日本語ですがこれも文化でもあり言語でもあり芸でもある。
僕のジャパニーズ・イングリッシュは。。。コメディーだな。。。

水曜日, 6月 11, 2014

読んだ本・その22(165)

言える化 ー「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密 [単行本]
遠藤功 (著)
潮出版社 (2013/10/5)

率直な読後感は一言「ええ会社やなぁー」。
働いてみたいなと思ったと同時に実は今の職場に似た空気感なのかもなんて思いました。

内容はタイトル通りそのヒミツを明らかにしていく。
まず会社のスローガン「あそびましょ」。遊び心を持って小ネタ的なくだらなさの追求とでも言うのでしょうか。でもこの「くだらなさ」って大事な気がします。なぜなら人に笑いを与えるというとてつもない要素を含んでいるから。

この「あそびましょ」には自由に伴う責任が発生する。その責任に臆することなく、失敗を恐れずにチャレンジする。そこからしか学べないことがある。
ここまで言うのは簡単なんですがやっぱり失敗と責任は怖いものです。そこでこの会社には失敗に対する評価の仕方が確立している。なるほどって思いましたね。そこまでちゃんと練ってこそ実行できるのだと。

若手の育て方。当人がやばいと感じ追い込まれるまで放置するようです。でも、そこまで行かないと見えてこない世界がある。パラダイムシフト。これは僕も経験があるのでよく分かります。上司が上司でなくmentorであること。納得かつ肝に銘じようと思いました。

この本のタイトルにある言える化。察しはつくと思いますがアイディアや考えを上司に言える体系。これを実行するために必要なこと。それは上司の「聞ける化」だそうです。でもそうですよね、聞く人がいるから言えるんです。

でもここで書いたことって、良好な人間関係を作る時や大切な人との間でみんなしてることなのでは?
それを企業という規模で実行している。この相対化が難しいんですよね。でもこうやってやってる会社がある。218-19ページにある社員さんの集合写真から滲み出る空気。で、最初の言葉「ええ会社やなぁー」と。

とにかく工場に行ってみたくなりましたね。この本も遊び心が詰まってましたし。アメリカでガリガリ君流行らんものかねー。だれか作ってくれませんか??ガリガリ君ビール味??

日曜日, 6月 08, 2014

読んだ本・その21(164)

おどろきの中国 (講談社現代新書) [新書]
橋爪 大三郎 (著), 大澤 真幸 (著), 宮台 真司 (著)
講談社 (2013/2/15)

大御所3人の鼎談とでも言うのでしょうか。少し難しい箇所もあるかと思いますが中国という国・中国人の基質がどういう国なのかよく分かります。

まず決定的に感じたこと歴史の勉強の必要性。事柄の羅列でなくなぜそれが起きどうのような結果ををもたらし何への布石になったのか。
それぞれのストーリーがすっと入った時、そこに広がす世界は「そういうことか!」という理解になるのだと。
日本と中国をめぐる歴史の事案の数々。改めて不明を恥じました。

一番「ほーーーー!」っと思ったのは中国をユーロのように捉えた方が良いという事。
中国国内は文字である漢字を共通使用しているだけで、音が異なる言葉(あえて方言とは使わない)が多数存在するということ。まぁLINEのスタンプみたいな感じでしょうか。
それを踏まえるとユーロのような各地域の集合体であると。だから過去の中国は清や明や秦といった名前で区別される。だからこそ統一という戦争の歴史。それをまとめるための共産主義・中国共産党の支配。先ほど述べた漢字と言葉の持つ側面から生まれる科挙という上級公務員試験制度。
すべてが「なるほど!」腑に落ちます。

そこで日本を見ることへの意義がすごく出てきます。
江戸時代という長い長い幕府支配。漢字と仮名を組み合わせたことと識字率の関係性。
日本がなぜこんなに安全保障オンチなのか。国に対して期待することが他の国々と違う点。
などなど。

他に面白かった点は、
長い歴史の中では中国の方が圧倒的に日本よりも先進国であった時代が長いということ。日本が上に立って欧米列強的に中国よりパワーを持った(ように日本自身が感じてた?ともいえますが)のは、本当にここ数十年(大東亜戦争前位から)の出来事である。
それを踏まえてなぜ中国の近代化が遅れたのか。
日本人は字を知らないと言葉を知ったような気分なれないというような言葉の関係性。同音異義語の存在するおもしろさ。大喜利なんてまさにこれの最たる例かななんて思ったり。
最後に、満州国がどうして出来たのか。
あと3章の歴史問題をどう考えるかは僕には絶品でした。謝罪という言葉がよく両国の中で話題になりますが本質的な態度としての謝罪。これは日常生活色んなところでも役に立つ考え方を提示していてくれています。

昨今の中国との関係を見るにつけて、相手のことを知るという点でこの本は面白いと思います。
さて相手に知ってもらうために今から漢文で書き直すか。。。

木曜日, 6月 05, 2014

予知夢

僕の好きな曲の名前です。ガリレオのサウンドトラックの最後に入ってる曲です。

今日改めてこのタイトルを見て、改めてこの前見た夢を記しておこうと思いました。


夢の中の夢。

テレビからニュース速報が流れ、北朝鮮から拉致されていた同胞が帰国しその方たちの名前が順番に流れる。
そこをみながら「あった!!」とある方の名前をを見た瞬間に声を出し、泣きながら知り合いに「よかったですね!!」とだけテキストを送る。

そこで目が覚め、あれは夢なのかと思ってテキストの送信履歴をチェックしようとする。

そこで現実世界へ。実際に自分の携帯の履歴を見るがもちろんそんな軌跡は残っていない。
そもそも家にテレビはないのだ。。。

だけどこれは予知夢であり正夢になってほしいと思った。
早くでも慎重に。特定失踪者の方々を含めた全員の帰国を心から望むのです。

予知夢。今日もヘビーローてしょんだ。

火曜日, 6月 03, 2014

読んだ本・その20(163)

ナガオカケンメイとニッポン [単行本]
ナガオカ ケンメイ (著)
創美社 (2009/11)

知人からお借りした本です。文は2005/11-2009/08の期間に筆者のブログ「ナガオカ日記」の中から「日本」というキーワードに関するものをピックしたものです。文体と構成のせいもあると思いますがさくさく読みきりました。

筆者が立ち上げたプロジェクトとの推移とそこで筆者の感じたことの記録ですが、読み進めるにつれてどうも僕には仏教的な文章に見えてきました。空、無常、縁起といった言葉がしっくりくるような所が多々ありました。

テーマであるデザインについて思いを巡らせる筆者。時に自分が生きるやサイエンスについて考えるような解に似ていたり。ちょっと感覚的な部分がなんか自分と被っている気がした。

デザインの持つ本質とは?
デザインの中からデザインを探していないか?
人との関係背の中で自分や社会が成り立っている。
何か根本的なことが雑になっている自分を恥じた。
オープンした店を見るよりも、つぶれた店を回るのだ。そこには無理が現実となった状態がある。
当たり前だけど出来ないことを積み重ねることで、幸せは作れる
(本より)

まだまだたくさんぐっときた箇所はありました。こう表現するのかなんて悔しかったりも。

本の中に出てくるプロジェクト等に関して一切検索せずに来ました。なぜならタイムラグがあるから。
しかも震災があって、おそらくデザインというものに関して筆者はまた悩んだのではないかと。
ドキドキしながら検索しようと思います。日本に帰ったら是非ここで紹介される店舗に足を運んでみたいです。現在も進行していることを願いつつ。

このブログも書籍化してくれる人おらんかな。。。あったらドッキリやな。。。

水曜日, 5月 28, 2014

TTIPって。。。

Iは間違えて打ったのではありません!
TTIP: 環大西洋貿易投資パートナーシップ (Transatlantic Trade and Investment Partnership)。要はTPPのアメリカーEU版らしいです。

http://ec.europa.eu/trade/policy/in-focus/ttip/

今日僕は知りました。みなさん知ってました?
2国間 FTA (Free Trade Agreement)の話はよく比較で出てきたのにこっちの方がもっと参考にすべきだし学ぶことが多いのではって思ったんやけど。。。
しかも交渉開始に向けた内部手続きは去年の2月にスタートしてるみたいで。
こういうを報じると多様な議論を生むと思うのになぁ。まったくシラナンダ。
知らなかった僕が恥なのか、知った僕を褒めるべきなのか、知らぬが仏の方がよかったのか。わかりまへんが、今晩のビールのあてが増えました。難しくて酔いがすぐに回りそうですが。。。

日曜日, 5月 25, 2014

ヒミツの訓練??

金曜日のこと。住んでいる地域一帯にboil water alertなるものが発令された。
以下のURL参照(英語)
http://www.kgw.com/lifestyle/health/City-issues-Boil-Water-Alert-for-all-of-Portland-260435871.html

要は「水質悪化!蛇口の水飲むべからず」って感じです。
日本だと塩素を入れて何とかしてますよね。夏の大阪の水の塩素臭さなんてこれとの戦いの結果ですから。
気温が上がればバクテリアの活動も活発になるし、一定量そこらへんの川に居ることなんて当たりまだし、まぁ僕に言わせればふーーーんだったんです。今はもう解除されてるようですし。

でもちょっと穿った見方をしたい僕。
味噌は3日前(20日から)も対象だから処理するようにとの御達しだったんです。でも、どうもそれならもうちょっと早く情報がリークしてもいいはず?隠せば隠すほど質の悪い話になるわけだし。

ひょっとして裏のメッセージでこれって訓練??って。
街中のスーパーのボトルの水が売り切れ(水の備蓄の参考資料)
お湯を沸かすためのみなさんの必要以上の電力消費(必要電力の資料)
街の動揺やクレームみたいな反応(危機管理)
他にも意外なところで「あっ、これアカンやん!」的な。例えばペットの水は?農作物に与えてもいいの?など。

冷静に起きてる事象を分析すると、
数日だけ。しかも週の終わりの金曜日。事前連絡の皆無。
うーーーん。変だよ。仮のそうだとしてなぜ??
今年の夏の気象予測?テロ対策(飛行機の中で天然痘やパンデミックウイルスの飛沫感染のように川に猛毒の薬剤を投下したら終わりですしね。。。)?

まぁ、なぞは尽きないのですが。予防接種としての効果はあったのではないでしょうか?
僕は地震バックに水の備蓄があるので特に焦ることなくすごしましたが。人によってはかなり困ったんではないでしょうか。あと飲食系の人たちやスーパー側。

面白く観察させていただきました。
最後に、水飲めないからビールの割引を実施しろと友人にクレームつけた僕は変ですか??

月曜日, 5月 19, 2014

3Dプリンター

最近世間を賑わした3Dプリンター。
ちょっとこれについて今日はコメントを残しておこうと思います。

というのも、うちの研究室には3Dプリンターが既にあってバリバリにプリントしてます。
さらに言うと、3Dスキャナーもあります。
なのでこの一連の作業について実際に体験したこから今回の日本での銃をプリントした出来事について少し深く考えることが出来ます。

まず、「3Dプリンターで銃をプリントすること」と「3Dプリンターでプリントした部品から銃を組み立てること」の違いを理解しないといけません。
前者の場合は単に銃の形をしたプラスチックの塊で弾を詰めることも撃つことも出来ません。3Dスキャナーは表面情報を得るだけで内部までは再現できません。
後者はプラモデルを組み立てるのと同じです。ただ部品が本来メタルである部分がプラスチックで再現(プリント)されたものなので、ちゃんと構築できれば撃てます。

要は何十もしくは何百といった部品をせっせとプリントして組み立ててようやく完成です。

部品のデータが無い場合、拳銃を分解してスキャンして得られたデータをスライスして試行錯誤の末に上手くプリントするファイルを得てさっき述べた「要は…」の段階まで行くのです。
ここでスライスについて説明しましょう。これはIKEAから見つけてきた以下のエッグスライサーの写真が分かりやすいと思います。



3次元の立体を2次元にしてそのデータをもとに、プリンターで笑点の大喜利で座布団を重ねるように印刷していきます。
このスライス作業。どうスライスするかによって出来に影響します。コンピューターの性能によってその速度が変わります。ようはいいパソコンが必要です。

3Dプリンターについて。これもwindowsがhome edition, professional editionそしてenterprise editionとあるように性能が違ってきます。
オールインワンで完成したものを買うのか、組み立てるのかにもよります。
僕たちは組み立てましたが、組み立てるために特殊な工具が必要でそれらも購入。
その作業だけで2週間ぐらいかかったのではないでしょうか。

プリントも大きさやスライスで何度も失敗しようやく完成。最初の印刷したものが出来るまで一ヶ月ぐらいかかりました。そしてもちろんそんな安いものではない!!時間と費用が必要です。

さてここまで見てきてそんなに簡単なものではないというのが感じられたなら、あの銃をプリントした事件を考えてください。
きっと彼は相当に苦労してあの試射までいったんだと思います。そしてとってもうれしかったんだと思います。だから冷静な判断が出来ず動画を上げちゃたんじゃないでしょうか。
警察はこれらのプロセスを踏まえて取調べしないと、今後の有益な情報は得にくいのではと思います。
巷で語られる3Dプリンターの問題点もこれらを踏まえて考えてみてください。
結局はどんな技術も誰がどのような目的で使うかです。肺移植に3Dプリンターを使って上手く成功を収めたケースもあったようですし。

最後の一枚は、僕たち研究室から発表したタンパク質の構造とねずみの骨をプリントしたものです。緑の方は印刷に30時間かかってます。


さて今日は何をプリントしようか?STAP…おっと失礼。。。それはできません!

木曜日, 5月 15, 2014

読んだ本・その19(162)

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力 [単行本(ソフトカバー)]
スーザン・ケイン (著), 古草 秀子 (翻訳)
講談社 (2013/5/14)

友人が面白いといっていて(それは原著の英語版)興味がありつつ、訳版が出たのでそっちに流れてしまいました。原著にチャレンジしていかないといけないのは分かっているんですがね。。。

そんな私情はさておき、この本とてもいい本です。正直言ってみんな読むべきだと。
各人の感じ方は違うにせよ読中・読後きっと、身の周りの人たち(職場・友人・恋人・親族)を見回し改めてそれぞれの関係性などに思いを馳せるのではないのでしょうか。
僕自身現在に至るまでを注意深く振り返りました。そしてキャリアパスを考えていた時なのでタイミング的にもバッチリでした。

最初に言っておかないといけないこと、それは本章は内向型が善で外向型が悪というようなものではないといこと。
世間一般で思われがちな内向型の持つイメージの再検討。そして、その本来の内向型を踏まえた上での対となる外向型から構成される人間の性質とはなんだろうっていう問いがなされます。

最初の舞台はハーバードビジネススクールから始まります。アンチテーゼとなる外向型を見るためです。そこから科学的な論拠やさまざまな事例(西洋と東洋の持つ違いの一例としてアメリカで過ごすアジア系アメリカ人の項があったり、ウォール街のトレーダーの話があったり)を踏まえつつ、内向型が定義され昇華していきます。

大事なのは気質・先天的に備えたもの(僕は元をなすもの言う意味で基質という感じの方がしっくりきます)と後天的な性格の違いを理解すること。そうこの2つによって俗にいう人の性格は構成されるということです(なので僕はさっき敢えて違いを出すため性格ではなく性質としました)。
この2つの区分もTPOで様々なパラメータを備えるので単純に外外/外内/内外/内内って訳でもないということです。この多様性が十人十色といった個性を生むのでしょう。

自分の悟り(性質)を悟ること。
ルールを作る側なのか/作られたルールの中で力を発揮する側なのか。こういった自己分析(本の中ではセルフモニタリングと言ってます)は大事ですね。

そして改めて思ったこと、自分は内向型な基質の人間だろうとう見立てが正しかったということ。
僕は得てして外向的だと言われるほうです。そう言われる理由も分かります。でも僕にはそう振舞うのは自己の内向性を強化するための一つの方法論であって、もとは考えがち・悩みが・やっかい・質の悪い・根暗な部類の人間なのだとずっと思っていました。9章の話はもうまるで自分のように読み入りました。
基質と性格。言ってみれば僕は内外の組み合わせなのだと。それを築いてくれた両親の育て方と出会えたメンター(恩師)の方々に感謝の気持ちでいっぱいになりましたね。
なんてラッキーで豊かな人生を送れているのだろうかと。すべて偶然のマッチングだとしても。。。

子育て、学校教育、職場環境、クリエイティブとは、’発表の仕方か内容かの関係性などなど。
示唆にとんだ役に立つ本だとおもいます。興味があれば是非。

酒というfactorとの関係性。うーーーん。中向性だな。。。なんじゃそら。。。

水曜日, 5月 14, 2014

失敗とミスのケミストリー

「失敗から学ぶ」と「ミスから学ぶ」は同じなのか?
「失敗を恐れずに」と「ミスを恐れずに」は極めて近い気がする。
でもミスと失敗との間にはグレーな溝があるのではとふと思った。

失敗は大きな枠として映る反面、ミスはここの事象のよう。
失敗はミスを内蔵するとでも言うのだろうか。
「ミスが続いても最終的には成功した」のミスを失敗に置換するとどうもギコチナク感じてしまうのは僕だけだろうか。

事の発端は自分の仕事を振り返っている時にミスと失敗に対する抱くイメージの違いに気づいたから。

失敗を繰り返すことで「おかしい!?」といって気づいた事は山ほどある。
ミスをしたせいで思わぬ結果を得たことも結構ある。

この場合に二つの言葉に互換性は薄いような気がする。でも、ミスを失敗に置き換えることは問題ないかも。

どっちにしても人生なんては2つの相互作用であり、2つを経験するための行動というものがあるから存在するんだが。なんか面白かったので記しておこうと思った。

誤りとすれば両者に共通するかも。過ちになるとちょっと違うか。なんか結論は禅問答みたいになってきたけど、その時々で自分がどっちの言葉を選択して内に落とし込むのか考えてみるのは面白いかも!

そんなんでニヤニヤしてる僕が女性だったらミス失敗なのに。。。
うーーーん、これはどっちだ。。。??

金曜日, 5月 09, 2014

読んだ本・その18(161)

騎手の一分――競馬界の真実 (講談社現代新書) [新書]
藤田 伸二 (著)
講談社 (2013/5/17)

僕はあまり競馬に関して明るい方ではないので興味を持って購入しました。
コンセプトは実績のある(成績を残している)筆者が23年間過ごしている競馬界に一言といった感じです。

騎手と乗る馬はどうやって決まるのかや馬主・調教師・厩舎といった関係性などそもそも的な部分に関する描写があったのがとても僕にはよかったです。あと海外と日本の競馬の関係性なども。
1つの章が武豊さんについて書かれているのも印象的でした。

色々な騎手について筆者の評。人間性や技術的なものまで。鞭の使い方なんて叩けばいいでは絶対ないだろうと思ってはいましたが、いざ読んでみるとなるほど。実際に競馬を見たくなります。
まして成績のいい騎手でさえ勝率は1.5~2割というのはびっくり。野球の3割よりも低いんですね。

そしてきっとこれは相対的に考えて競馬界だけではないと僕は思うのですが、組織的な問題と海外という存在との関わり方というが筆者が一番伝えたいことでした。

JRAの体質そして彼らが導入したエージェント制度。読んでいて筆者の不満が十分伝わり、そして僕は理解したく思いました。
あと、日本人はどうも外国人騎手を崇拝するというのもよく分かります。日本人が外国で受ける経験と、外国人が日本に来て受ける経験。同じぐらいの技術水準だとしても圧倒的に後者の方が恩恵を受け、前者は辛酸を舐める。うーーん、分かる気がします。野球にしてもサッカーにしてもそうだったりしませんか?これは何なんでしょうね。英語をしゃべるとかもきっと当てはまるような気もします。もちろんこんなのがないフェアな分野はあるでしょうが。でもえてして日本人自身の問題のような気がします。なんなんでしょうね。集団的だからでしょうか。
昔に比べて失敗に対する寛容度が下がったというのも競馬界だけではなく社会全体そうではないでしょうか。
今の社会をそのまま反映しているようなきがしました。が、救いは筆者のような声をあげる人が居て本を出すことが出来るということでしょうか。

日本に帰ったら競馬にでも行きますか。万馬券とか出たらどうしよ。。。全部飲み代で消えるんやろうな。。。

月曜日, 5月 05, 2014

読んだ本・その16,17(159,160)

官能教育 私たちは愛とセックスをいかに教えられてきたか (幻冬舎新書) [新書]
植島 啓司 (著)
幻冬舎 (2013/11/29)

タイトルだけ見るとなんと!って感じでしょうか。
愛やセックスと言うとなんか怪しげなように聞こえますが、生殖活動と交尾と変えてしまえは昆虫か生物学の本にみたいですね。

そう、元を辿っていくと子孫を残し繁栄させるためにする行為として愛やセックスを再考しよう!です。

昔、月亭可朝さんが一夫多妻制で選挙にでました。落選されてしまいましたけど。戦国時代とかいった歴史の時代では側室とかありましたよね。まぁ力のある人がいっぱい女性を抱えてセックスして子供をたくさん作っていたんです。
一般家庭もたくさん子供がいました。この場合は労働力として家族にフィードバックされるのです。
本によれば民族によっても色々ルールがあったようです。
天皇制が維持できたものこういった事象の賜物でしょう。
これらを踏まえてどういった人がモテるのかの考察がされていました。

翻って、現代の愛の形セックスの形。物凄く変わってきているのが容易に感じれるでしょう。
根本としての恋愛・人を愛するということはどういうことなのか?セックスの定義とは?
そういった問いを投げかけてくる本です。

読みながら岡田斗司夫さんの著書フロンが脳裏に浮かび、現代のAVが提供する様々な非日常的シチュエーションの数々の需要など考えました。
国の安定は人口の問題でもあるのです。子育てのしやすい社会というのも大事ですが、ここにあるようなセックスとは愛とは恋愛とはとい本質的なことに頭を巡らせるのもいいのではと思います。

非常に興味深かったのは最後の方にあった「キスフレ」という概念。
うーーーーーん。欲しいかも!でも、それ以降を我慢できる自信がないなぁ。。。って何を告白しとるねん。。。



陸軍中野学校極秘計画―新資料・新証言で明かされた真実 (学研新書) [単行本]
斎藤 充功 (著)
学研パブリッシング (2011/03)

敬愛する勝谷誠彦さんがよく口にする「軍事を知らずして平和は語れない」。
大東亜戦争の最中その軍事のど真ん中で工作活動を行う人材を世に送り出した陸軍中野学校。
多くの人が聞いたことのあるこの学校が実際どのような概要だったのかを知る人は少ないと思います。
この本はまさに陸軍中野学校の学校案内とでもいった感じでしょうか。

工作のための資金作り
戦後(ポツダム宣言受諾後)に企てようとした計画・皇族護持工作とマッカーサー暗殺計画

外国ではCIAやMI6とかKGBとか当たり前のように名前を聞くこうインテリジェンス機関(諜報機関)といった組織。
日本にだけはやってこないなんて皆さん思ってたりするのかな?
ウクライナのEU加盟なんてCIAの工作だっていうのはよく知られているわけですし。
映画SPに出てくるようなテロを未然に防ぐってどういうことか。それを踏まえた特定機密法をどう考えるか。
中野学校の関わった史実をどのように感じ、このような機関の意義をどう考えるかはあなた次第でしょう。

印象に残ったのは本内に出てくる「国滅んでなんの再建ぞ」という言葉。どこを見て行動するのがbetter/bestなのか。
あと、日本に亡命していたバー・モウというビルマの国家主席の話。これは日本が攻めた国々との関わり合いを思索するのに面白い記述でした。
さらに、この学校の卒業生が高齢化して記録としてこの学校のことを残すのが困難になっているという事実。震災の記録の保管とかといった問題とシンクロしました。

シリア・中東にウクライナ。チベット・新彊ウイグルやタイなどなど。
世界を見渡せば一触即発の所がたくさん。平和な今のうちにしっかり考えてみませんか?
何を?非常時に酒を確保する方法。。。

日曜日, 5月 04, 2014

読んだ本・その15(158)

先週の月曜から昨日まで格好良く言うならビジネスとリップでした。こうした旅の時は移動時にたくさん本が読めるので好きだったりします。

若き物理学徒たちのケンブリッジ: ノーベル賞29人 奇跡の研究所の物語 (新潮文庫) [文庫]
小山 慶太 (著)
新潮社 (2013/10/28)

物理や化学の教科書に出てくる単位名がたくさん出てきます。
そう、それらを発見した科学者たちの軌跡(奇跡)がケンブリッジにある研究所とその所長を中心にして綴られています。

細かい意味など発見の過程などはバックグラウンドがないと理解・消化少し難しいかもしれません。
でも僕はそんなことではなく、
現代のようにメールやインターネットがない時代に科学者たちが手紙でやりとりし、船で数ヶ月掛けて行き来し、議論し今の僕たちの世界を定義しうる単位を発見した。しかも若干20台の30前半の今の表現で言ってしまうと若い科学者たちが。純粋な興味と好奇心の下に。
という事実を読んで感じてほしいです。

わくわくしながら、自分のやってる仕事について思いをめぐらせました。その時代の科学へのアプローチにうらやましさを感じつつ。

原子に関する発見が数多く記載されます。この時、彼らが原子力という技術の現状を予測することはなかったのです。
そして、はっきりいって当時の科学は金持ちの道楽だったのです。
だからこそ科学としてありえたのだと。
現代の高校生くらいからがバリバリ実験してノーベル賞級の研究をガンガン発見していた。
今のように教育が制度化・義務化されてない当時だからこそ、若い力が開花したんだと。
大学院生に当たる年齢で教授という職についていた時代。

今の科学を考えるに当たり読むべきだと思います。そして読んでよかった。

今回の旅で改めてアイアンマン3を飛行機内で観た時、映画の最後の方に出てくる言葉。
「最初はみんな純粋に科学を探求する、でもいつしかそれを忘れ変わってしまう。」といった趣旨だったと思う。
将来のことを考え、この本を読み、学会で刺激をうけた僕の頭にはズドンとくる言葉。
さて明日からまた働こう!その前に今日はゆっくり飲もう。。。