火曜日, 5月 19, 2015

21冊目2015(208)

私たちはこうして「原発大国」を選んだ - 増補版「核」論 (中公新書ラクレ) 新書
武田 徹  (著)
中央公論新社; 増補版 (2011/5/10)

ゴジラが生まれように鉄腕アトムが生まれように(2つとも本の中で出てきます)作家さんがいて演出家がいて台本に沿って(しかもハラハラドキドキのある)ものとして、今の現状は存在しているのと。

単純な政治的や経済的といった大枠の話でない、歴史の一つ一つきの機微が”原子”という名の付く原子力周りの軌道に沿っているように思えてなりません。

第二次世界大戦(大東亜戦争)はもちろんのこと高度経済成長や冷戦に大阪万博。地域格差に科学技術、エネルギー政策、安全保障も。政治家・企業家・科学者の思惑にいたるまで。
これだけ色んなところに侵食している以上、日常で生きる僕たちも知らず知らずに当事者になっている気付かない現実。

冒頭に書いたアトムやゴジラも原子力と関係し、各種映画・アニメで放射能は話題になる(北斗の拳も宇宙戦艦ヤマトも)。
インターネットは軍が開発したといったことは知っていたのですが、それは核攻撃時における通信網と関係してたなんて。

僕の場合は第二次大戦前の物理学の発展として各種原子の発見を「若き物理学徒たちのケンブリッジ: ノーベル賞29人 奇跡の研究所の物語 (新潮文庫)」で、震災後は「福島第一原発観光地化計画 思想地図β vol.4-2」や「知ろうとすること。 (新潮文庫)」などを読んでいるためか、点が綺麗な線となってしまったのもあって、この本が読者として食い入るように読んでしまったのかもしれません。
そして本当にありえないような偶然が繋がっているとしか僕には思えない。

ところがここで量子論的な偶然を勘案すると「この偶然」も真なのかと。哲学・宗教的側面まで帯びさせることが可能なのかと。

都構想もそうですがゼロサムで議論しているうちは本質ではないのでしょうかね。

この本が福島第一原発事故の前に書かれていたこと、そして新書となって事故後にもう一度出版されたこと。読後にこの2つの事実だけでも十分考えるに値します。
手にとって時代を感じ、今の現実と今後について思いを馳せて欲しいです。


ここからは感じたことを。
よく東北地方や新潟の原発を踏まえて都心への電力供給地と揶揄したり。それを考えると江戸時代の石高という制度はなんともよく出来たものなかと。米が国力を示す指標であり通貨的な役割もになっていた。都市部の反映と農村部の米の取れ高。つまりは先ほど揶揄していた地域は電力ではなく米を供給し、それは過疎とかいった言葉でない大きな強い地域だった。
時代もあったでしょう。でも何か大きな視点を獲た気がします。そして日本の国サイズというのは一つ大きなキーワードになるとも。

勉強になりました!!

結果から学ぶ

結果は結果として受け止めないといけませんが感想としては一言、

残念。

開票後に出たデータも踏まえて少し記しておこうと思います。

この写真

http://www.asahi.com/articles/ASH5L3CGXH5LPTIL00J.htmlより

地域差で票割れたという。アメリカの大統領選挙のようで斬新でした。区の割り方も影響したのでしょう。あと住民の年齢層なども。
資本的なもの(大阪駅とか)があるエリアの区、将来北区となるところだったところの賛成の数。
そしてそれ以外になるのかな。

それ以外の区へ。無いから作れる。一から自分たちでデザインできる。といったゼロからイチを生み出すことに戸惑った。つまり生み出されたイチを百まで守りたい、なのでしょうか。

あと世代間の票。若い人たちは賛成票が多かった。でも70歳以上と言った上の世代は反対多数。


http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1840548.htmlより

上も変化の話と呼応するでしょう。ただ投票率が70%近かったのは評価すべきことだと思う。

加えて経済効果の試算が1つから2桁賛成派と反対派で違う。嘘ついてるとか分からないとか言う人が多かったとも。反対派で一億円ぐらいという試算。


これらを踏まえて。大阪がどんどん力が落ちているそれをどうするかのための案としての都構想だった。つまり現状を打破することに意味があった。でも多くの人がそれを拒んだ。ってことはどんどん落ちぶれていいんだって。反対派がほとんど対案を出さなかったようだし。

残念。

実は学ぶべきは東北の被災地の復興の現状でしょう。地震・津波・放射能である意味無に帰したとから作り上げる。色々な成功体験をしている地域がある。
印象に残っているのは、津田大介さんのメルマガ「メディアの現場」のvol.159の「だれのための復興なのか?小名浜と女川町、それぞれの4年」の中で女川町の都市計画に関するくだり

津田:その柔軟さも女川の町づくり計画に欠かせないものだと思っていて、ま
ず計画に関わる人たちが若いんですよね。これは女川FRKを呼びかけた高橋さん
の鶴の一声で決まったもので、当時還暦だった高橋さんが「60代は口を出すな。
50代は口を出してもいいけど手は出すな」と言ったらしくて。これから町がで
きあがるのに最低10年、その町づくりを評価されるまでにはさらに10年かかる
と考えたとき、いまの50代60代には責任が取れないからだということでしたが、
なかなかできることじゃないですよ。(メルマガより転載)

現状に投じるのではなく未来に投じて欲しかった。上の世代の人たちに。
と言っても変化によってただでさえ生活の不安がある上の世代、景気の影響もあったでしょう。でも、あえて動いてくれればと内心思っては居ました。

経済効果にしても1億円でも出ればええやん。マイナスじゃないねんから。要は都構想をすれば最低一億円の経済効果とそれによって生まれるメリット。僕はこのマイナスじゃないっていうのに意味があって、反対派は「一億円しかないんですよ、でも僕らが考える都構想に変わる政策では○○億円です」って言うのが筋でしょって思うねんけど。。。

親だって子供に「なんでイヤやの?」「なんで行きたくないの?」って理由を聞くのにね。
しかし、これは自分の意思を投じる行動であるので強制はできない。この際には通じる「嫌なものはイヤ」。民主主義の風圧を僕自身初めて感じた気がしました。

両親の投票行動や感想など聞いた時、これは無理だなとは思いました。
政策でも人気でも人柄でも勝てないんです。まんべなく秀でないと勝てないですね。

とてもとても感じることが多かったです。
でも、一点。曇りなく思っていること。生まれ育った大好きな大阪にはいい意味で目立ってて欲しい。ずっと。

金曜日, 5月 15, 2015

王手リスタート due to update

以下はヤフージャパンのヤフーニュースから元記事が削除されたら嫌だなと思って文章をコピーして残していたものの転載です。こうやって一度ネット海に出たモノは残っていくのかと言う当事者性と共に。。。
____

将棋電王戦」最終局はソフト側21手で電撃投了、3勝2敗でプロ棋士が勝ち越し
マイナビニュース 4月11日(土)11時56分配信

「将棋電王戦」最終局はソフト側21手で電撃投了、3勝2敗でプロ棋士が勝ち越し
写真: マイナビニュース
5人のプロ将棋棋士がコンピュータ将棋ソフトと団体戦で戦う「将棋電王戦FINAL」の第5局・阿久津主税八段 対 AWAKEの対局が11日、東京・将棋会館にて行われた。

【もっとほかの写真をみる】

第5局は10時49分、「第2回将棋電王トーナメント」第1位の将棋ソフト・AWAKEが、21手で投了し、両陣営勝ち越しをかけた第5局は阿久津八段が勝利。「将棋電王戦FINAL」はプロ棋士が3勝2敗で勝ち越す結果となった。将棋は、先手の阿久津八段は、序盤で角交換四間飛車と呼ばれる形に進めたが、そこからあえて自陣に隙をつくって角を打たせる特殊な作戦を選択。その直後にコンピュータ将棋ソフトAWAKEが21手で投了するというハプニングが発生し、対局開始から1時間も経たずに終局となった。消費時間は阿久津八段が13分、 AWAKEが30分。

AWAKEは「将棋電王戦FINAL」出場に先立って、アマチュアと対戦する企画に出場していたが、その際本局と同じ展開から敗れており、第5局でも同じ形を阿久津八段が採用するかどうか注目が集まっていた。AWAKEの開発者・巨瀬亮一氏は、アマチュア対戦企画の敗戦と同じ形に進んだら投了すると決めており、開発者の意思として投了を選択したという。

終局後の会見で阿久津八段は「(AWAKEの弱点は)ソフトを貸し出してもらって3日目か4日目ぐらいに気づきました。(特殊な作戦について)普段やらない形なので葛藤もありましたが、一番勝ちやすい形を選ぼうと思いました。(団体戦勝利については)素直にうれしいという感じではないですが、とりあえずはよかったなと」と振り返り、巨瀬氏は「△2八角と打ってしまったら▲2六香と上がられたところで投了しようと決めていた。アマチュアが指した形なのでプロが指してくるかどうかはわからないと思っていた。こうした穴があるのは、しかたがないところもある。最初から勝ちにはそれほどこだわっていなかった」「アマチュアが先に指した手なので、プロは指してこない可能性もあると思った」と語っている。

なお、第5局および「将棋電王戦FINAL」の記者会見は、本日18:00より行われるという。
____

さらにネットの力を借りた話。このニュースから遡ること2か月ほど前だったと思う。情熱大陸でこの電王戦を素材とした回があって興味深くみました。
そこではヒトはマシンに負けた現実。

こんな感じでは書きたくないが浮かんだのがこれだからね。
コンピューターか勘ピューターか。
どんなマンパワーをも凌駕するアウトプットを生み出すコンピューター。決められたルールーに沿って。そこに正確なシュミレーションを加える。最適解も付加する。
その実践の電王戦。

それで勝ってきたコンピューターのこのチョンボ。
これをどう捉えれるか。
「ははは、ざまーみろ」なのか「こんな弱点があるのか」と思うか「そう来たか」「その発想はなかった」「想定外」「想定内」。。。


人間味ってなんだ??
融通ってなんだ??
愛嬌ってなんだ??

不確実性・不確定性・カオス
完璧を目指すが完璧は難しい。だからこそ臨機応変と言ったゆらぎとかバッファーといったものの価値。

ハイテクを使うことはそのシステムに取り込まれた世界で生きるという現実。そんな取り込まれた世界から脱出したいと求めれば求めるほど囲われている現実。それに身を委ね最小限で生きることが最大の抵抗である現代。
そんななかで、取り込まれない唯一の方法を取り込む側のコンピューター・テクノロジーがちょろってボロを出したこの出来事。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」
うまい!!確かに!!でも。。。
「すぐに踊らず、止まる馬鹿。じっくり見る馬鹿、悩む馬鹿。馬鹿できないこの阿保踊り」
なーーんてね。

使いたいとか思わないけど使われるのもねってバランスで生きたいなと思った記事でしてた。

よーやくまとめれた。。。そこでフリーズするなよな。。。

賛否両論

小泉郵政・政権交代の時のような風のイベントになっていない。凪というかイケイケドンドンといった感じでなく進んでいるのがいいですね。

まぁ、その地に足を置いてないので何ともいえないのですが。

賛成してます。

今読んでる本にもあるんですが、色んな偶然の中で決まっていくことってあると思うんです。でも一部熱狂として進んでいく側面がある。
両論どっちやねん!両派から出てくる数値もちゃうし。

だからこそ留まる。だからこそ進む。ねー。
そっちのマインドがいいのか?

議論されている構図を眺める似たようなものが多いような。以前から指摘されていたりとか。

その時々に即したものに変えることが出来るような体質になるべきだと思うから。
そして、失敗から学べる社会や空気にもっとなるべきだと思うし。

それを踏まえて、僕は後者のマインドがよいのでは。
だから僕は賛成していますと記しておきたいと思います。

はてさて何について言ってるのかね。

木曜日, 5月 07, 2015

20冊目2015(207)

日本のセックス (双葉文庫) 文庫
樋口 毅宏  (著)
双葉社 (2012/11/15)

今年最初の小説です。はい、はまって3-4時間で読んでもうた。
内容はそらタイトルにあるようなものガッツリです。

僕はどんなAVが出てるのかよくチェックします。そこら辺の人より観てると思います。デビューも早かったし。
何を赤裸々に語っているんだと思いますが、久々に帰った2010年に酔って友人と入ったエロビデコーナー。ジャンルと言うか種類と言うか。もう、痒いところに手が届く。ニッチ。
いやー、ちょっと酔いました。酔ってるのに。
確実に嗜好と言うものが反映されてます。リーチするために。でも、その嗜好は個人で楽しむうちは良いんです。でもでも、SNSとかいう時代だしねー。

この小説はその辺の擽りが堪らなかった。バームクーヘンのように切り取った出来事は当事者性の要素を十二分に持つきがしてなりません。

普通の新書や単行本だとこんなにいっぱい種類を楽しめない。小説と言う空間の凄さ。
ごちそうさまでした。

人は人の事を100%知れない。だけ知ろうと努力し話し想い関わる。でも、’100%に近似はできても100%にはなれない。知らないとか気付かないとか。僕は。あなたは。周りは。

タモリ論で知った樋口さん。なんとたくさんのスパイスの効いたフィクションを。それを買い手に取った日。
おもろいでんなー。

アメリカとセックス。米と性。蒸れ蒸れでわ。。。あほか!

19冊目2015(206)

電通の正体―マスコミ最大のタブー 単行本
『週刊金曜日』取材班 (著)
金曜日; 増補版 (2006/09)

いつ買ってどれぐらい塩漬けになってたのか。以前に苫米地さんの電通に関する本を読んだの2冊目です(2012年7月)。
この本は結構細かい点で「ほー!」「へー!」ってのが多くあり、ちょっと面白かったです。でもある意味で想定できる範囲内というか。

やっぱり実体験として接するか当事者に聞かない限りはユニコーンのような存在でしかないんだろうと言うのが結論ですね。

思うのはインターネットが無い時代。SNSが無い時代。この会社の持つネットワークは協力だったんだろうなと。それは今も強力かもしれないけど、確実にそんな業界のルールを知らない人たちが業界の知らないところで繋がる時代であること。そして、そこにどう割って入るのか考えているのか違う先手があるのかを知りえないからこそ覗きたくなるんです。

それを踏まえて規模の経済と言うか、常に先頭集団にいることの貴重性を思います。
しがみついてでも。

電通の正体。
千と千尋の神隠し。
よく分からんけど浮かんだのでした。

いつか交わるのかな。。。なんやこの表現!!

18冊目2015(205)

デザイン思考が世界を変える (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫
ティム・ブラウン  (著), Tim Brown (著), 千葉 敏生 (翻訳)
早川書房 (2014/5/10)

こんなに書くのが憂鬱な本は初めてです。なぜなら、付箋の山になったから。
三日間の講習会に参加したような気分の本でした。
しこたま脳みそに刺激貰いました。

きっと考え方・行動様式や日常の隅々までに「デザイン」という言葉を埋め込んだことが発明なのだと思う。

人間工学とかグローバルデザインとか。人間・ヒトの接点を持ち込んだり含ませたり。
それをそれで終わらせない。
なんだろう究極の緩衝材(バッファー)だと思う。
このコメントは受けて側。

どちらかと言うと読んでいて、この緩衝材を与えるような思考や仕事をしている自分にぞくぞくと。至る所に響くコメント・フレーズが。ワクワクして読むとガツンとくる。
そんなところでそんなアプローチしてたの。そこにその発想なかった。
悔しかったり、羨ましかったり。

いかに自分の知らないだけで見渡せば人が悩み・苦しみ発想したものに出会えるか。
それを無意識で過ごすか、意識して過ごすか。
ここがポイント、意識して過ごそうと観察できるか。
この観察の芽を与えてくれるでしょう。その芽が多すぎて雑草のように付箋が付いたのかなって。

この本の情報、映画・マトリックスみたいに脳内にダウンロードしたい。
つまり、読後をデザインできてない。。。あかんやん。。。

水曜日, 4月 29, 2015

眺めていたある街の景色の向こう側

統計的なものを踏まえて書くともっといいのかもしれないけど、単純に色んな点が線になったので記してみようと思う。

こちらに来て思ったことは「車椅子の人をかなりの確率で見かける」。バスや路面電車などでも。
1) その人たちへの公共交通機関の設備が揃っている。
2) ある意味でそういった人たちでも積極的に外へ出かけれる土壌がある。
3) 車椅子(電動の新しいものから従来の型まで)の価格が高くない、あるいは補助金等で安く買える。
などなど考えていました。

今日ふと。そういえば若い人って基本的に見ないなと。

職場的が病院エリアなので敷地内では見かけるのですが、スーパーマーケットや交通機関に街角だとある程度の年齢層以上の人が大半な気がする。

ではなぜ。
この人たちはひょっとして朝鮮・ベトナム・湾岸戦争等で負傷した方々なのでは?
軍と言う職に従事していた以上、精神的にも肉体的にもタフであると勘案すると、街に出かけること生活を全うすることは当然可能であるのでは?

年齢層も上手く当てはまる。
地上戦から空中戦にある程度移行する過程で負傷者の種類も変わってくる。

完全な自己的な考察に過ぎないのですが、悪くない仮説なのではと思ったので。
でも、そうなるとちょっと考えてしまいますね。この方たちの負傷の上に今がある。接し方とか考えるべきですよね。

金曜日, 4月 24, 2015

17冊目2015(204)

私が弁護士になるまで (文春文庫) 文庫
菊間 千乃 (著)
文藝春秋 (2015/1/5)

菊間さん弁護士になってたんやー。
めざましテレビの朝のレポーターのイメージが強く、ビルからの転落事故から復帰なさった辺りまでの記憶しかなく、その後言われてみれば消えたに近かった。こうなられていたんですね。

タイトルにあるように、ちょっと司法試験の合格への道に詳しくなります。
僕自身は予備校時代の二年間、特に二浪目を思い出しました。

興味深く読んだのは「すべての思考は記憶力に始まる」という箇所。
学習指導要領が変わった時、ゆとり教育になった時、言われたのが考える力などといった詰め込み教育からの離別。僕は必ずしも詰め込みは悪くないと思う派です。

大人になってリテラシーが付いてからだと、暗記が詰め込みとは違うのを理解した前提で向き合えますが、子供には大人でも高度なことを押し付けても?と思います。
詰め込んだ上でそれを上手く繋げれる授業を出来る先生が居れば鬼に金棒。でも、何も無いのに考えろと言うのもねー。
小さい時に覚えたこと(覚えさせられたことも込みで)って結構覚えてると思うんですよ。

ここでのポイントは覚えたことを理解し他のものとリンクさせ自由に引き出せるということ。
思考のために覚えておかないとどうしようもないことをどう残すか。
そういったことをちょっと考えさせられました。

司法関係にお世話になったことが無いのでちょっと当事者性を持てないので、実際に法律に真剣に向き合う機会が来た際、この本の記憶が蘇れば素敵だなと。
とりあえず、かかわりの深い酒税は少し勉強しようかな、飲みながら。。。あほか!!

水曜日, 4月 08, 2015

意識の無意識化

新しい寝床に移って4か月。
最近前に比べてノイズが減ったなって。
移った当初、生活音にうるさいなって。
でも、今思うと前の住処はハイウェイの傍でもっとうるさいと言えばうるさい。

そこでハッと。
ノイズキャンセリング!
環境に慣れるというのは無駄を意識しないようになるプロセス。
だって日常なんて情報で溢れている。リテラシーとかいって、その取捨選択を日々してる。意識してるだけでそれだけあるなかで、いかに日々無意識があるか。

でも再三ここで無意識の意識化と言ったことを書いている自分が居るので、なんか新鮮でやられたような。パラメーターとかチューニングできてこそ見える世界。

環境を変えると微妙に変わるその設定。
最近感じるなんか前と違うケミストリーはそれなのかも。
マインドセットって変えてみるものですね。

引っ越ししてよかったって思ってます。寝床だけを変えてその他は特に変わらない。
面白い経験です。
それを変わらないあの飲み屋で書く。
くぅーーーー、明日もぼちぼちいきましょう!

金曜日, 4月 03, 2015

16冊目2015(203)

知の考古学
ミシェル・フーコー (著), 慎改 康之 (翻訳)
河出書房新社 (2012/9/5)

ようやく読み終えました。読み切るまで8か月ぐらいかかりました。気合いを入れて読み始め挫折して、他の本に浮気する。これを何回繰り返したことか。
難解でした。文章が頭に入ってこないんですよ。でも所々でビビビと来る。その刺激のおかげで今年の初めに出た論文の構想は生まれました。思い入れのある本ですね。でも難しいよ。
そもそも、訳こそあれ、俗にいう原著です。フーコーを研究している人が居る中でフーコーをサクサク読めたら天才ですよ。そう、世界が違う。哲学には興味を持ち始めましたが、その分厚さにシバキ上げられました。暴力ではなく知で。

前置きが長くなりました。これから述べることはひょっとすると全く持って間違った解釈が入っているかもしれません。僕の自己解釈の部分があります。ただ、僕がビビビときた箇所から導き出して総説の構想に行きついた経緯を最後の解説から鑑みるとあながち間違いでもないかもと言うのが本音。という前提でつらつら記していきます。

僕たちが疑う余地もないような言説とか言表(言葉・語・概念が示したり意味したりする事)を深く掘り下げます。どういった性質や規則性があるのかなど。
今使われれていることよりも本質的な部分を詰めていきます。
XXXの病気に効く薬のもつ本来の作用機構とか構造とかを観ていく。
なぜなら「病気に効く」が歴史や生活の中に浸透してしまって、そもそもの意味を意識しなくてもよくなっている現実があるから。効くし!うまいもんはうまい的な。
パソコンって普通に使っているけどメモリーとかCPUとか「そもそも」系を厳密に理解してます?みたいな。

連続性。つまりは歴史的なこと。既知と言うか馴染んでること。意識しない事。当たり前とか常識とか。
それらよりもそれ自身、本質的なことに着目してこそ見えるもの。それらを並べて見えてくるもの。バイアスのない即したもの。
そこから見える世界。可能性。気付くこと。感じること。
「XXXって言われてる」ではなく「YYYの可能性も!?」みたいな
飲み会的フレーズ「実のところ」「敢えて言うと」「逆に」「実際の話」「みんな気付いてないけど」「俺だけかな思ってるの」なんぼでも出てくるわ!

今を生きるからこそ、過去をベースに存在する。見た目に今の自己と同時に存在するものは同等的になる。でもそれのベースを辿ってみる。
その行為をフーコーさんは「考古学」としたのかなと。
こう書くと「そうや!」となるんですがこの行為を厳密に正確に、いや適当にでも僕らは日々実行しているのか。

洗剤は油汚れをとるけどどんなメカニズムで!?証明済みだから存在する。
ビールは酵母の発酵によって。でもその厳密な違いは?酒と焼酎とワインとビールの違いは?

そして、僕は事実を並べることで本質的な問題点が見えてくると信じたんです。ただただそれ自身の持つ「過去に論文としてちゃんと世に出ている」情報を羅列することで。
後にそのビッグデータを分析する可能性をこの本が与えてくれました。そして、なぜか出来る確証を持ったんで方針を決めた自分が居たのです!フーコーさん!

僕の総説の評価は今後どこかで個人やチームやメディアや業界や集合知でされるでしょう。でも、それも現時点で考古学の対象としてあってほしい。「XXXだから」ではなく一つの存在として。

サイエンスと哲学ってリンクしますよ。とくに基礎研究に身を置くと。だからこそこれからも知の巨人と話していきたいですね。

こんな僕。。。かっこよくない!?まじで!!!もう一杯飲んじゃう!!!
ダメだこりゃ。。。



火曜日, 3月 31, 2015

おもてなしのおもいやり

日本代表。監督が変わって2試合。なんかいい感じのようです。一喜一憂せずに見守りたいです。

2015/03/27の試合相手。2-0で勝った試合相手。

チュニジア。

テロがあったチュニジア。日本人を含む21人が犠牲になりました。29日には犠牲者の追悼デモがあってイタリアやフランスの首相が参加されたようです。

日本語のgoogleのニュースで「チュニジア」と検索するとテロ関連のニュースが、日本語のyahooのニュースで「チュニジア」を入れるとサッカーの話題が。

試合前に何か黙祷的なものがあったのか分からないけど、その国から足を運んでくれたチュニジアの選手たち。
震災後に日本代表が出かけた時はどうだったかな。
規模とか自然災害とか色々状況は違うだろうけど、そういった所から伝えるメディアがあってもいいのかな。あるのかな。でも、表に出ないのかな。yahooのサーチがマジョリティーかな。

ふと、思ったので記録しておきます。
日本は4月1日ですが、この思いはウソではないですよ。。。

金曜日, 3月 27, 2015

15冊目2015(202)

まずいラーメン屋はどこへ消えた?「椅子取りゲーム社会」で生き残る方法 (小学館101新書)
岩崎 夏海  (著)
小学館 (2013/6/3)

この本。書きだしたらつらつら書けます。でも本質はそうでない。
つまりは考えされる部分が多いんですよ。

特に生き方とか起業とか、あえていう個人事業主には。
つまりは生きる術で悩んでいる可能性が高いから。

就職活動で言う、自己分析の究極系です。
誰に何を伝えたい、自分が何をしたい。その手の。
ただこの書で言うのは、誰とか何とかの見極めです。あなたの見極めは浅いんじゃない?だから、悩むんだよと。気付きなさいと。

ここではそれをマーケティングとイノベーションで説明します。
そんなん知ってるよ。特に目新しくないよ、ばーーーか!

それが今さっき述べた「あなたの見極めは浅いんじゃない?」につながります。
発見や発明は見つける・気付くから意味があって、あったものを「なぞる」ことで知ってるように語っても意味ないんです。飲み会で意気揚々と語る以外は。
社会・ビジネス・競争は生き残らないと何も語れないんです。だからこそ、その何を考えるの!?そのモノの見方がたくさん載ってます。

ちょとね、僕も考えないとと思いましたよ。成功者から学ばないと。本当のターゲットはだれか。ちょっとずれてるぐらい!?

まー、いつも酒のターゲットに会ってる僕は何から逃れるからですけどね。。。

月曜日, 3月 23, 2015

8181!48ra1!!

おーーい、おっさん!
なんだかなんだな。

おーーーい、おっさん!?
もうそんなじきけ?

ははは、わいわい、ぐるぐる、まわるまわる、そんな日常。
そんな中で、おぬしはどうじゃーーー!?

嫉妬妬み、お前できるやつ、そして腹立つ、のりのり、岩ノリがっちり。

あーーー、もう!!
理不尽、マウンテン富士!!

ありがとうござんすーsusussus--

やっぱり楽しいおまなんなーXXXごんくさい!!

>追記 3/23/15 at 1 pm
昨日ウルフルズ再結成を追いかけた情熱大陸を見て、なんか意味もなくそれっぽい歌詞を酔っ払いの勢いで書いたのでした。。。
にしても意味不明やな。。。笑

木曜日, 3月 19, 2015

節目

米朝師匠がお亡くなりなりました。

僕の理解では、上方落語の復興・発展に尽力されてたくさんのお弟子さんを輩出され、上方演芸に多大な影響を与えた米朝師匠。

ご冥福をお祈りします。

これから大変ですが踏ん張ってくださいね、ざこば師匠。


去年から本当に昭和といううより一時代を築いた方たちが旅立たれていくように思います。
それがある意味で新しい時代への変遷なのかもしれないです。
そして新しい世代とは、当事者たちが評価するのではなく後世。今の若い世代がその存在を表現していくんでしょうか。

回想でき回想されるような渦の中でごにょごにょ生きれたら贅沢なんでしょうね。あつ意味でおもしろい世界。僕も住みたいです。


月曜日, 3月 16, 2015

14冊目2015(201)

知ろうとすること。 (新潮文庫) 文庫
早野 龍五 (著), 糸井 重里  (著)
新潮社 (2014/9/27)

本音と建前。そら、僕も使ったことあります。みなさんはどうですか?
それが回る世界と回らない世界があるのも真実。
では、回らない世界で使う建前とは?

読み手によって糸井さん側と早野さん側に分かれて対談を追うことになるのではないでしょうか。漫才で言うボケが好きかツッコミが好きかと同じように。
人としてと専門家として。こう対比すると糸井さんが前者で早野さんが後者に捉えるのがこの本の内容的にしっくりくる構図でしょう。でも時に早野さんの方が人間的で、糸井さんが専門的なことを理解した振る舞いを取るような描写がこの本の醍醐味かもしれません。

糸井さんが本書の最初の文で発する言葉
「でも、何か騒ぎが起こって、科学的な意見と非科学的な意見が飛び交って、その騒ぎの中で自分が大切な判断をしなければいけないような事態になったら、必ず科学的に正しい側に立ちたい。」

この本はこの命題をいろんな方法で調理して読者にアクセスできるようにするプロセスとも言うのでしょうか。

その科学的に正しい事実を提供する人とは。最初に述べた、本音と建前が回らない世界で本音を話話す人についていけますか?
その辺の人として専門家として、それを信じる信じないの振り幅を、福島原子力災害を考えたり当事者に抱えれる人(日本人とは限定できない多きさと地域間の齟齬を悲しいかな踏まえて)に届いてほしい本です。

この一つ前に読んだ本(STAP細胞に関する)の後だけに響きすぎた面はあると思います。でも、その本の読後に感じたモヤモヤをクリアにしてしてくれるほどの早野先生の言葉と行動に僕自身も気を引き締め進みたい(”進むべく”ではない)道を確認できた事に喜びを噛みしめるだけです。
最近手に取るもの(本だけでなく色々なモノ、経験や行動も含め)に何か線を感じることが多いです。その線が途絶えないようにしたいですね。

この本、ぜひ手に取ってください。
http://www.1101.com/shiroutosurukoto/
もし少しでも放射能に不安があるなら。不安を増幅することだけは無いと思います。不安の増幅は不安に不明瞭な不安が刺激を与えることによって生まれるから。

読んでほしい人がたくさんいる。酔っぱらったらみんなに配りそう。宣伝部長やりますよ笑

brainのブラインド

先週からday light saving time(サマータイム)が始まって時計の針を1時間早めました。その日は7時からの予定は前日の6時に集合みたいな。僕も過去にこの過ちでインドアサッカーの試合終了後に意気揚々と現れました。

***

今年は驚くぐらい天気がよくい日が多くもうこちらの桜は満開です。気候もよく春を感じる毎日です。あっ、もう桜が葉桜になってるやん!昨日も、あー知らん間に日が長くなってきたなと。季節の移ろいを感じます。

***

はてさて、ここで2つの事実が完全にリンクできてない馬鹿な脳みその話です。

もちろん日が長くなっているのは当然なのですが、ふと気付くぐらいに長くなったのは当然サマータイムが始まったせいです。そんなの1週間前に意識し行動し始めているのに、見た目の現象に普遍であると思っている時計を見て「おーー!変わった!」。傍から見ると馬鹿げた話です。

でも、こんな風に脳内で感じている2つの事実を結び付けれていない出来事って案外多いのでは?シナプスの結合。昨日このトラップに気付いて思ったのです。
普遍的なものの変化。法関係とか規則に習慣とか。実際にアナウンスされて変わる事実に気付いても、その変化を実体験として意識するまでに要する時間って結構ラグがあったり。

そして、この2点を繋げる事が出来てから見える世界はまた違うだろうし、大きなグレーが含まれているような気がしたのでした。
脳の勘違い。それを補正する意識。視覚や聴覚ではない理屈的なものの理解。第六感の原点はこんな所にあるのかも。なーーーんて。

第七感(セブンセシズ)を開花ささせるために、今日も飲むか?君はコスモを感じたことはあるか!?
それは二日酔いやねーー。

金曜日, 3月 13, 2015

13冊目2015(200)

捏造の科学者 STAP細胞事件 単行本
須田 桃子 (著)
文藝春秋 (2015/1/7)

感じること・考えること・響くことといった感情に訴えかけるものと、ある意味で当事者性をもって自分にフィードバックしながら読む自分。
自分にとっては相当にヘビーな本でした。

縮図

これにつきます。
性善説と性悪説。
あるべき人として・科学者としてと、組織の人として・生きるための人として。
理想と現実。
どうありたいか、どう見られたいか、どういきたいか。

葛藤ですよね。
人は疑うし距離を取れる反面、無垢の信頼をもってしまう。
ある意味での脆さとど厚かましさですね。

この本の中でかなり見える世界はあるんですが、全く見えない世界があるんです。
小保方さん自身の胸の内。
ハーバードのバカンティ教授の胸の内。
そしてここが核心だと。

以前のエントリーにも書いたし友人にも言ったことがあるんですが、本当にサイエンスコミュニティー・世の中・世界を納得させたいなら、GoPro付けて実験してyoutubeに出したらいいと思うんです。
「あります」とか言葉でなく。ケツと筋を通さないと。それがPhDという貰った責務でしょ。関わった人には思惑があるでしょう。でも当人が本当に自信があるなら。そしてサイエンスが好きなら。

最近professionalなのとjob, hobbyという立ち位置を考えます。どれが一番フェアなのか。逆説的にフェアであるべき仕事とは何なのか?

この本もある意味で論文みたいなものです。
現実の科学者はデータにはフェアであるからこそ、ディスカッション(考察)で持論を展開できる。これが醍醐味でありたい。そしてもちろんデータを得た時の感動にも。

小保方氏の側に立つわけではなく、すべてが完全な虚構では無いのでは!?というのが読後感です。それを検証する委員会であってほしいし、それを訴える科学者であってほしい。そして、そうありたい。そのためには身を粉にする。それぐらい情熱をもってしたい。それがサイエンスであってほしい。

言葉がまとまら無いのが本音です。思う部分が多くて。僕も道半ばということです。背筋を正しながらも、遊び心を忘れずに。

200冊目と言う節目。乾杯!!飲むんかい!!

3月14日追記
一つ書き忘れ。アメリカでこの騒動が本になって出版されているか調べたけど、僕のサーチでは全くヒットなし。騒動は日本だけの内輪なものだったのかもしれないと思ったりも。

火曜日, 3月 10, 2015

翼の回転数

僕の働いてるエリアには病院が多数あるため頻繁にドクターヘリの発着を見ることができる。

時にヘリの風圧を感じることも。一刻一刻を争う生死の狭間をヘリの爆音を聞きながら深く考えたのは今日が初めてかもしれない。

ヘリは医療現場ではヒローとなり報道現場では悪となる。同じ爆音を出しながら。
バス停で今着陸しようとするヘリを眺めながら両者の意義に戸惑いながら立ちすくんだ。

4年目の3月11日。

もう4年ですか?まだ4年ですか?
この問いにも立ち尽くすしかない自分がいる。

今年も精一杯生きようと思う。1時間半ほど早いが献杯。

火曜日, 3月 03, 2015

12冊目2015(199)

青春の上方落語 (NHK出版新書 422) 新書 笑福亭 鶴瓶 (著), 桂 南光 (著), 桂 文珍 (著), 桂 ざこば (著), 桂 福團治 (著), 笑福亭 仁鶴 (著), 小佐田 定雄 (編集)
NHK出版 (2013/12/6)

謎が解けました。と言うよりも、無意識が意識になる気付きですね。
僕は過去噺家さんや芸人さんの生い立ちや生き方・考え方を知るのが好きで、その手の話題になると食い入るようにトーク番組を観ていました。そして、ここ数年書物としても手に取るようになったのです。
なんでこんなにそそられるのか?好奇心がわくのか?いまいち根本的な回答はなく、芸人さんの生き方に興味があるという、自分のお笑い好きから派生した深入り的に思っていました。

自分が今のサイエンスを仕事として始めるようになって、人とのつながりやテーマ・プロジェクトのタイミング、競争相手や協力者など良くも悪くも深い人間模様と時代の変化に接する機会を得ています。その中で僕はとてもワクワク子供のように喜怒哀楽と好奇心をもって生きているのが現状で、当事者や傍観者として贅沢な時間を過ごしているのです。

そう、やってることは違えどきっと芸事の世界も似ているんですね。師匠との出会い。先輩や後輩の存在に、時代の機微などなど。どこか共鳴していてなにかを感じたかったんですよ。そして、それはスポーツにも言えること。
果たして、僕自身小学校から高校までのバスケ、大学時代のラクロス、アメリカに来てからのインドアサッカーとサーフィンなど振り返れば出会いとかタイミングに彩られた、苦くも甘くもある思い出なんですね。

さてようやく本書の内容ですが、さすがの師匠方ですよ。出会いや引きの強さや強運など。そしてそれ以上に苦悩し苦労した時代も含め。
そういった生き方に興味のある人はニヤニヤしながら読めますよ。

そして絶対に言えること。みなさん真剣に落語にと生き方に向き合っているからこそです。
さて僕は。。。drink first, then think about...