金曜日, 4月 13, 2018

2018年5,6冊目(298,9)

方言の日本地図-ことばの旅 (講談社+α新書) 
真田 信治  (著)
講談社 (2002/12/19)

いい日本語を忘れていませんか―使い方と、その語源 (講談社プラスアルファ新書) 
金田一 春彦  (著)
講談社 (2002/10)

前著は属性
後者は歴史性
言葉の横の広がりと縦の広がり。

日本というカリフォルニア州と同じサイズの中で辿れる言葉尻と分布の関係。
日常使う通な言い回しに内蔵された歴史的風土。

言葉とはなんとも身体性がるのだと。
そんな中でいま必死で使っている英語。
ぼくのアメリカでのボス。彼はスイス出身でラテン語を学んだ経験を
「全く役に立たなかったけど、英語を使う上でその言語の構成の意味を学べたのは役に立っている。」
って言った(僕の記憶が正しければ。でもニュアンスは合ってる!はす!)。

テクニカルな日本語に触れてもっと日本を深く知りたくなりました。
毎日ネンデヤネンと暗唱するか。。。なんでやねん!!

日曜日, 4月 08, 2018

どこで力を発揮するのか

いつもワールドカップ前に起きる監督解任騒動。今回も出ています。
僕の意見は反対。
なぜなら、監督選考の時に「実際のワールドカップでの指揮官経験」ってのを重要視していた。そして、ベスト16の試合でドイツを延長まで苦しめたアルジェリア代表の指揮官であったハリルホジッチ監督を迎えた。そのドイツ戦を生で見ていてすごいええ試合やったのを鮮明に覚えている。
これで解任なら本末転倒やん。で、解任したは良いけど誰にするの?
南アフリカ大会の時も当時の岡田監督を散々解任やって言っておきながら結果出せば(勝てば)名将だと。あの時は今までのシステムを完全に変えて守備的に変更してそれが機能して結果につながったと記憶してる。
日本のサッカーを確立したりしたいならしっかり計画していかないと一生出来ないと僕は思う。目先の結果に踊らされない振る舞いも必要だし、ファンも我慢が要るんじゃないかな。
いい加減日本人の監督をしっかり育てる時期に来てるとはずっと思っているけど、今回、本当に解任があるならそれは今の日本の至る所にみられるようなダメさ加減にリンクしてると思う。
ハリルさん僕はあなたのワールドカップ本選での采配を楽しみにしています!

水曜日, 3月 21, 2018

2018年4冊目(297)

タネが危ない 単行本
野口 勲  (著)
日本経済新聞出版社 (2011/9/6)

種子法に関して「コメが消える」とか色んな話題が出ていますが、まず売られている種がどういうものなのかをしっかり理解するためにもこの本はオススメです。タイトルにある「危ない」はこの種子法の危ないという言説とは全く異なる意味での警鐘の「危ない」です混同しないように。僕も「種子法がー」と言う言説に立たない事もここに追記しておきます。

理科で習った遺伝の法則をもう一回学ぶことになります。そしてこの法則がいかに食卓に並ぶ野菜や果実まで支配しているか。厳密にはこの自然の摂理を農業に適応させているか。
次に自然淘汰というダーウィンの進化論の意味を考えます。いかに僕たちが適応してきたのかではなく如何にこの淘汰されるべきものを農業に利用しているのかを。

GMOや遺伝子組み換えに対して嫌悪を示す人。僕はそれは個人の志向なので構いません。でも基本的な分子生物学を学ぶと昔ながらの交配という手法で育ててきた野菜とそれとの違いを明確に説明できてほしいと願いします。
それはベジタリアンの方にも今回にも強く今食べている野菜がどれだけコントロールされて作られているかを知った上で謳ってほしいなと。

食は生命活動の根幹です。その安定供給に使われている先人たちが培ってきた叡智。
現代のバイオテクノロジーに即し応用している技術。
ここを切り離さずに考えた上で種とはやミツバチ問題を考えるとこの本のタイトルの意味がすっと入ってきます。そして種子法に関する議論もより理解できると思います。

最近特に感じていた「中学校の理科の知識がしっかり身についていれば十分なサイエンス・リテラシーを身につけられるので」はという考えを補強してくれた気がします。

人生の中で撒いた種を回収できた時。ドラゴンボールで ヤジロベー が仙豆をしこたま食べて満腹でもがき苦しんだようになれると幸せだなー。ってどんな幸せやそれ!

月曜日, 3月 12, 2018

枠の中の1時間。

昨日からday light savingが始まった。サーマータイムってやつで時計の針が一時間すすんだ。
日本時間で土曜日、日付で言うなら昨日、東日本大震災から7年。

今年の3月11日と言う日に思ったこと。
1時間の変化があったとしたら何がどう変わっていたのだろう。
たった1時間かもしれないが、電車の走行位置、人の移動、原発内での出来事などなど。

自然の流れや呼吸を人間が作り出した単位で作った時間という枠。
無意識に枠に縛られているようで意図的に枠を動かしたり。
自然そのものの動きは操れない原理原則で進んでいく。
どこに行くのだろう。どこかへ行くんだろう。
枠があろうがなかろうが。タイマーの音によって枠に戻された僕。次はいつ枠から出れるかな。
そのいつかに献杯。

火曜日, 2月 13, 2018

2018年3冊目(296)

空の旅を科学する 単行本(ソフトカバー)
伊藤恵理 (著)
河出書房新社 (2016/9/2)

車の自動運転が将来実現するかと言われている昨今。車の事故がこの自動運転でどれだけ改善されるか分からないけど、自動車事故よりも圧倒的に低い確率でオートパイロット(自動操縦)がなされている所がある。



何十人から数百人を乗せて地に足をつかず飛んでいる飛行物体にこれが安定飛行時とはいえ適応されている事実をもっと感動したいと思ったのでした。

筆者の興味(研究)対象への関わりとともに航空管制というシステムが分かっていきます。
「空は1つ」が筆者のモットーなのですが、ここにイントロ的に使った飛行機と自動車の間るある決定的な違いが反映されている気がします。

いち研究者として海外との繋がりなど僕自身が思う部分とオーバーラップしたり。
空港や飛行機が好きな僕としては食い気味で読んでしまいました。あーー、旅に出たい。
次回から機長が話す説明をしっかり聞きたいと思います。
キャプテン!!ビールを飲みながらですがちゃんと聞いてますさかいに。。。

金曜日, 2月 09, 2018

2018年2冊目(295)

CRISPR (クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見 単行本
ジェニファー・ダウドナ (著),‎ サミュエル・スターンバーグ (著),‎ 櫻井 祐子  (翻訳)
文藝春秋 (2017/10/4)

物事が急に大きく進むこと。
些細なきっかけがとんでもない広がりを見せること。

そんなX軸とY軸の両方が同時に起きた出来事。それがこのクリスパーという技術がここまで大きくなった背景だと思う。

さらに言えばZ軸の初期には人との繋がりや作業を遂行できる人材の存在など人間ドラマのような偶然の出来事があります。こういったストーリーも成功体験の話にはつきものです。

ただ今回の件でZ軸が果たした大きな役割はその技術を世界中の研究者が容易に試せることと医学系分野での永遠の命題「病気の治癒に応用できる」という二つによってブーストしたんだと思います。

あの不動産王が大統領になったように。
youtubeによって世界中の人が知る人になったOO太郎の動画のように。
ほんのわずかな期間に自分が予期しないことに関わってしまっている。生命倫理という重い課題についてのコンセンサスを定めるという。

バタフライ効果を生む最初の羽の運動をバタフライ自身はきっと意識してないと思う。
でも自分が見つけた研究成果が生んだ大きな課題を発見者自身がどこまで責任をもって取り組めるのか。その部分を強く感じ共感し果たして自分もそうなったとき出来るのかと。

クリスパーという技術が分かる以上にそれがどれだけのインパクトがある事かを筆者の葛藤やアクションから読者は読み取ることが出来るんじゃないか。
第七章の核兵器の轍は踏まないに込められたメッセージはとても示唆に富みます。
両者とも物理学者と生化学者が知的好奇心と自然科学の謎に取り組んだ結果だから。

自分も生化学者だけに個人的に最近下びな生化学の力を自分の色んな経験を踏まえ再確認しました。将来どんな発見に関わるか分からないけど最後まで責任を感じる研究者でありたいと。

さて自分のXYZ軸。うーーん気持ちは4次元。spaceXいまどんな気持ちか教えてくれ!!

月曜日, 1月 29, 2018

思い出と変化

フジテレビでやっていたTEAMという少年犯罪と少年法を扱ったドラマを観た。僕はリアルタイムでも観ていてなぜかとても印象に残っている。

僕自身は浪人生で予備校から帰宅後の夕食の時に観ていたんだと思う。今思うと浪人という立場で模擬試験ラッシュやセンター試験へ向かう季節であり、心の中の葛藤や苦しみ不安や自分への苛立ち不甲斐なさ受験というシステムへの不満や理不尽さといった爆弾になりうるものを抱えていたんだろう。当時はそんな意識はきっと無くて目の前のことで一杯一杯だったけど、無意識に その自分の境遇をドラマ内で描かれる少年たちとマージしていたのかもしれないとふと思った。

だからとても印象的に覚えているんだと思う。

今回改めて観て思ったこと。自分の過ごした思春期にあった・流行った事々。あれは一体今思うと何だったんだろうって。なんか空想の出来事のようで本当の出来事だったのかなって。
(エアマックス刈り・親父狩り・ガングロ・コギャル・パラパラとか)

被害者側の権利や学校裏サイト的な話、引きこもりや無差別殺人と言ったその後議論を呼ぶようなトピックを扱っていることには只々感心しました。

観ながら色んなことが思い出されたりして、しばらく物思いにふける時がありそうな気もします。。。
あと確実に感じたのは、年をとったんやなー。。。おっさん万歳!



木曜日, 1月 25, 2018

黒い葉っぱ

目を凝らさないと分からないけど気づいた瞬間ゾッとする景色。
夜のクロに紛れて木々にまるで葉っぱのように居座っているカラスたち。
カーカー鳴くでもなくひっそり息を殺したようにとまっている。
歩道に白い点が無数にあるのをみて「カラスの糞か」と思った時に上から新たな点が加えられる瞬間を目にし見上げた結果である。

朝や夕方にカーカー鳴いているカラスたち。思うと夏には鳴いていなかった気がした。

そこらじゅうに巻き散らかされた糞のは木々の下に。しかもそれらの木には葉がついていない。
秋に路面を赤や黄色・オレンジに染めたから。

ふと。常緑樹にすればカラスの被害は減るのかも?夏はカラスはどこに居たんだろう?

何気ない日常にナンダカンダ原因と結果をみたいついこの頃である。

木曜日, 1月 18, 2018

2018年1冊目(294)

選択の科学 単行本
シーナ・アイエンガー  (著), 櫻井 祐子  (翻訳)
文藝春秋 (2010/11/12)

この本を去年の末に手に取れたのは幸運だったと思う。なぜなら今一度自分が歩んできた道を思い返す時間を与えてくれたから。

今まで一体いくつもの選択をしてきたのだろうと細かく考えると気が遠くなるけど、現実思いに至るのは「ターニングポイント」と思われる決断をした時のこと。
なんであの決断をしたのかと思い返えすした時、ここで論じられる選択を取り巻く種々の要素が確かに存在していた事に気付く。そして、自分はその中で今思っても最良の選択をしてきたなって。
何故出来たのか?おそらく自分として「どうしたい」という絶対的価値と「こうした方がよい」という相対的価値をうまく咀嚼できていたからだろう。今思うと結構な驚き。入試でさんざん選択肢を外してきたのにね。。。

自己の意思決定に関わる要因の他に、意図的あるいは無意識に選択肢を絞ったり広げたりといった選択肢自体を取り巻く環境もあるわけで。
毎日が謎解きや懐疑的にもなりそうやけど「自分にとって」気にかけるべき点が改めて分かったのと、そこらじゅうに無意識な選択ゴロゴロあるという事実を脳にしすせたことは有意義でした。

これから来る選択にどう向き合うか。まずは自分自身を整理しないと。
選択の結果こんな文章になったけどこれでよかったのか?知らんがな。。。

金曜日, 1月 12, 2018

2018年

新年が始まって約2週間。15日の小正月を経て感覚的に平常モードになるんだろうけど今日はセンター試験初日。暦以上に現状や環境に心理も移ろっていくんだろうなー。

2018年
100%言える事。

変化と適応

これから起こりうる未来がどのようになるのか予測できないけど、描いている理想と向かい合う(会う)であろう困難、そして試される適応能力。

今のところ、個人的に調子の上がらない傾向が強い年明けの中「ついてる」と思えるラッキーを回収できてるので、求めず自重しつつ最大限のアクティビティーを出せるように。

なので今年の目標は
年末に何とかなったなー!って遠い目で笑いながら酒を飲めるようなマインドセットで過ごす。

難しいけど簡単。なせなら気持ち次第。
簡単だけど難しい。なせなら心が折れるかもしれないから。

センサーを張り巡らせて酒の助けを求めつつ向かい合いますか!One more beer please :)

日曜日, 12月 31, 2017

good job 酉年!

あと今年も残す所6時間ほど。今年を振り返って。

まず年頭に立てた目標
「3本自分の仕事を世に出す」そしてそれを実行するために「小さい終わったを積み重ねていく。」

結果の方は2つ。3つ目は1月中にまとめて再投稿でおそらく終わると思うので。ほぼほぼ出来た感あり!プロセスの方は意識を保つ方法も見つけ、このお陰で進んだこともかなりあった。
ただ、やっぱりケツが重たい性格のせいで意識に苛まれていく自分。物理的に縛るというのが僕にとって最善の策である事が確定した気がします。その物理的をどのように作っていくか。生きることは工夫だ!

その他で言うと、弾丸もかなりあったけど旅をたくさんできたこと。これは楽しいし余裕があれば続けたい。物理的な変化になるのなか。いっぱい気付くこと感じることが多い人生は面白い!

外とのつながりが前年にもまして広がって、広がるだけでなく濃くなった面を感じれたのはよかったです。学会など定期的に交流がある場所の意味とか意義とか、長く関わってくれば来るほど感じれるようになるんかな。積み重ねることで他人に認知されていく。人間関係の面白い側面。

そして周りの人たちの親切さや繋がりに感謝。ありがとうございました!!

さー、来年は。。。ねーー!
兎にも角にも愉快な一年でした!good job 酉年!

月曜日, 12月 18, 2017

過激と風刺

ウーマンラッシュアワーが「おもしろい」漫才をTHE MANZAIで世に投げました。

SNSに上がってきたのを見ながら何をまたと最初は流しました。
でもまた色んなコメント・意見・感想が上がってくる。ほーーー。
で観てみました。

言論の自由とは世間・政治・社会を揶揄しても国やお上から規制されない。
憲法で守られた自由。ここで法律とごっちゃになってはいけない。
彼らが漫才の中で吐き出した言葉は何なのか?
同様のフォーマットで北以外の国を揶揄することは出来るけどしないのか、したいけど出来ないのか?

司会にビートたけし師匠が居るのがまた薬味やなーって。
ツービートの漫才を聞いたことがある人なら感じるあの過激さ。
その過激さは時代だから出来たのか?憲法は何も変わっていないぞ。
同じようなテイストを今でも出来るけどしないのか、したいけど出来ないのか?

何ともエッジの利いた漫才。
「笑ってるお前に笑ってられるのかと問いかける笑いに気づかずに笑っている人たち」はどれぐらいるのか。それともこのネタを風のように流して不感症のまま「おもんな」と言う人はどれぐらいいるのか。

うーーん、落語や浪曲のような古典っぽい空気を僕は感じました。おもしろい!!
風刺
ええ言葉やな~。笑いの持ってる力を改めて感じました。
次回作が楽しみ!!






水曜日, 12月 06, 2017

2017M-1

全編観ました。両親が録画と送付をしてくれたおかげで。
今年は本当にすごかった。最後思わず泣いてしまった。
面白さ。その競争。
プロとしての面白さの競争。
心技体ってよくスポーツで聞くけど、これに似たバランス。
技術、笑いの量、インパクト。
さらに順番的な運も。
特に今年の順番くじ引き方式は。。。ねーーー!
とろさーもんさんが勝った理由はなんとなく小さなイチお笑いファンとして腑に落ちる。
でも笑ったのはミキも和牛も。一回目と二回目の妙とか。
あーーーーーーーーー。かっこええっす。
笑わせなアカンのに感動させてどうすんねん!笑
言葉にできないぐらい感動をありがとう。もう三回も観てる僕は変ですか!?
書きだしたら止まらないし、書きたいけど素人の戯言。観た人と意見を交わしたいっす。
日本に居たら今週は完全オフやわ。。。
もう一杯続行!

金曜日, 12月 01, 2017

愛すべきモラトリアム

2年とか5年という期間をどのように考えるのか。
ロッテの田中英祐投手が戦力外になったニュースを読んだ。
彼の出身は京都大学。聞いたところだと有名商社にセカンドキャリアが決まったらしい。
大学を出てから3年間日本のプロ野球で過ごしたという経験。
修士課程に進めば2年を博士課程まで行くと5年を途中でやめない限り最低過ごさないといけない。
田中選手にとっての3年間はそこら辺の修士や博士よりも深く味わいのある時間だったのではと思う。
そう思うと吉本のお笑い学校NSCに行ったり海外を放浪したりという「ある程度の時間」って遠回りでなくある意味でショートカットやパワーアップを促すものではないかと。
ただ、やるからには過ごすには「ガチンコのガチンコ」でないと意味がない。
田中選手はほんの一握りしか体感できないプロ野球だからこそ意味があったわけで。
それを思うと海外でよく聞くサバティカル(日本でした人をあまり聞いてないので海外でとしただけです)とか生き方について少し自由度を持つ事。
ちょっと面白いかも、なーーんて思ったのでした。
テッペンに行ける機会とそこで下手糞なりにでも足手まとい・迷惑にならない適応力。
あーーーー、このハードルの高さ!飲むしかない!

2017年33冊目(293)

大阪ことば学 (岩波現代文庫)
尾上 圭介  (著)
岩波書店 (2010/6/17)

僕はアメリカに来て常々思っていたことがあった。こっちの人とのコミュニケーションに関して自分が大阪人でよかったと。
笑わせたり言葉のキャッチボールの仕方(大阪人全員がこうであるとはおもわないが主として)、言うなら自分の中に染み付いた大阪人的感性によって何人もの海外の人たちと腹を抱えて笑い真面目に語らいあい代えがたい人間関係を構築できたに違いないと。
それは大阪という街で暮らしたことによって身に付いたと思っていました。この本を読むまでは。

風土と言葉の相関というか大阪弁にこそ大阪人の気質が反映されている。その言葉がある意味で思考の方程式であり、その考え方に基づいて表現や発想も組み立てれらる。

それを基礎にして自分を顧みると僕は日本語英語ではなく大阪弁英語の使い手で、英語の中に大阪的要素が介在しているから上手く人との距離感を大阪に居る時のように保てているのかと。腑に落ちた瞬間でした。

日本の中の海外。それは大阪。あの街の持つ何とも言えない猥雑さが、海外という地で異文化のコミュニケーションツールとして有用性があるのでは。

ありがとう大阪!!僕は心から大阪人でよかった!!
でも年々下手になっていく大阪弁スキル。「えせアメリカ人」であり「えせ大阪人」。
わしゃどこえ向かうのか。。。助けてAI!!いや助けてAhoAhoMan!!

金曜日, 11月 10, 2017

2017年31,32冊目(291-292)

円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦 単行本
鳴海 風 (著),‎ 伊野 孝行
くもん出版 (2016/11/8)

アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム 単行本(ソフトカバー)
石田 保輝 (著),‎ 宮崎 修一 (著)
翔泳社 (2017/6/6)

アマゾンの本の内容紹介では「関孝和を題材にした初めての児童書」とありますが、大人が十二分に楽しめます。
当時の江戸の空気(徳川家は4代目の時期)の中で数学という学問を学ぶという行為の難しさを感じれます。漢文で書かれた本を写本し学ぶ。今のコピー機やパソコンのある現代では考えられない話です。そして円周率が3.16位となっている事実からどのように円周率を正確に求めるかという問に立ち向かっていく主人公。
本の中で「楊輝算法」という書に出会い、正確な円周率の値が記されているのではと胸を躍らせ見つけた数値は3でした。「円周率は3だ。ただの3だ!」と落胆します(P108)。
ここにこれが児童書として意味があると思いました。
確か一時メディアで話題になった”円周率を3で良しとするか3と教える”という話。
現代と関孝和の3に対するギャップはおそらく円周率の性質である無理数ぐらい遠く長いものでしょう。
この永遠に続く数字こそに意味があって、それを3にしてしまうはおそらく学問の全否定になるように気がします。その円周率をπで表せる記号の含む表記。代数。これこそが関孝和が正確な円周率を求めるために思いついた方法論なのですから。西洋と隔離させた島国の中で独立してこの方法論を思いつた関孝和。この事実は世界の数学界に大きなインパクトを与えるのです。

ちなみに関孝和がこの世を去ったのは1708年。哲学者カントもゲーテも、音楽家モーツァルトもシューベルトもまだ生まれてません。哲学者ホッブスが他界したのは1679年。これだけで十分に彼の好奇心の偉大さを伺えるでしょう

なんでも答えを求めがちな世の中ですが、義務教育だからこそ3.14が3としない事を教えるからこそ教養なのだと思います。そうあるべきだと。
自分がどうあるべきかを相対化するとても良い機会を得た気がしました。

そんな土台の上に知らないけど使っているアルゴリズム。特にセキュリティーの箇所は勉強になりました。これだけを手に取っていたら読むのにむっちゃ時間がかかった気がします。

人生も連続する数字の連なりと同じです。みんなで広げよう、友達の輪!!!

日曜日, 11月 05, 2017

2017年29,30冊目(289-290)

ひとはなぜ戦争をするのか (講談社学術文庫)
アルバート アインシュタイン (著), ジグムント フロイト (著), 浅見 昇吾 (翻訳), 養老 孟司 (解説), 斎藤 環 (解説)
講談社 (2016/6/11)

35歳までに必ずやるべきこと ポケット版―運をつかむ人になれ 新書
重茂 達 (著)
かんき出版; ポケット版 (2008/9/2)

一見まったくつながりがなさそうな両書。ふとした感覚でリンクを見つけたので一緒に書きたいとおもいます。

前書。そもそもこんな大御所2人が書簡で戦争についてやり取りをしていたなんて。オリジナルは「ヒトはなぜ戦争をするのか?―アインシュタインとフロイトの往復書簡 単行本 – 2000/12」
そのまたオリジナルは「Why War? Albert Einstein's 1932 letter to Freud and Freud's response Pamphlet – 2010 by Albert Einstein (Author),‎ Sigmund Freud (Author),‎ Milton B. Blouke (Preface)」
最近まで世にちゃんと知られていなかったのかとまず驚きを禁じえませんでした。
そして言えることは、この地球上ではこの書簡で議論された問に対して根治療法では対症療法でしか対応できていないでいるということです。つまり全く当時と変わっていない。
アインシュタインは「国際的な平和を実現しようとすれば、各国が主権の一部を完全に放棄し、自らの活動に一定の枠をはめなければならない。(13ページ)」と言い、
フロイトは「文化の発展を促せば、戦争の終焉へ向けて歩み出すことができる!」と締めくくる。
国連やEUやあまたの機構がこの役割を果たそうとしているが実現できない平和。
国家の単位での取り組みに内蔵されている個々人が認識を共有できない限り難しいのではと思った時に、後書にぶつかりました。

この本は友人が貸してくれた本で、こういった自己啓発本も時に読むと忘れてた過去に意識しようとしていた考え方を思い起こさせてくれるなーと思っていました。
この本に書かれてる本は僕がそうありたいと思うことが大半ですが、それは特別なことでなく一般的な3大宗教の経典や論語や身近な道徳書でさえも言及されていそうな常識的な立ち居振る舞いではなかろうかなと。こんな人間であったりこんなボスでありたい。みんながそのように生きれれば社会はなんて健全なんだろう。

そんな健全な世を促す書が溢れているのにも関わらず、100%にならないのが世の常。そうだとすればフロイトやアインシュタインの求めた戦争のない社会は一生やってこないのだろうか?矛盾のようで実はこれは理解や許容といった本来リベラリズムが持っているような考え方ではないでしょうか。diversity(多様性)のある世の中。

脳機能学者の苫米地英人さんがtwitterで
「悟りを目指すのは誰よりも人の役に立ちたいという利他が本来の大乗なのに、ジョブズが禅をやったのは自分の健康と精神の安定の為だし、マインドフルネスがアメリカで流行ってるのもストレス軽減とか自己生産性向上の為。西洋に行くと皆利己に変わる。それが日本でまた流行るのは日本人の利己化を象徴 (https://twitter.com/DrTomabechi/status/926793180502036480)」
とあるのを見てまたこの2つの本との関連性を感じました。

具体的な言葉で綴れないけど、やはり1つか2つ僕達自身が新しい概念を作り上げないとフロイトとアインシュタインの想いを身にすることは出来ないような気がしました。
この東アジアの緊張下だから手にとってみると何か感じることがあると思います。
だから今日も自分にできることを可能な限りやるしかないのだと。そして最後は一杯(いっぱい?)飲むんだろう。。。

金曜日, 10月 27, 2017

2017年27,28冊目(287-8)

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常 単行本
二宮 敦人  (著)
新潮社 (2016/9/16)

天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々 単行本
メイソン・カリー (著), 金原瑞人  (翻訳), 石田文子 (翻訳)
フィルムアート社 (2014/12/15)

根が不真面目でレイジーな性格の自分がなんとか上手く回っていると思えている今の生活スタイル。
新たに発生するプロジェクトや好奇心に惹かれつつ進行中の案件に関して迫ってくる期日ややりきらないといけないプレッシャーと格闘する日々。
もっと良い環境設定や方法論ががあるのでは?働き方とか生産性とか自分のライフスタイルを再考する頻度が増えるなかで人の生活を知ってみたい。そんな中でこの2冊を手に取りました。

一つは作品を世に残しクリエティブという称号を手にした人たちの本
もう一つはまさに今クリエティブに対して壮絶な戦いを挑んでいる人たちの本

多種多様な生き方がある中で思ったことは、作品を作る過程で形成されたライフスタイルがクリエイティブな生き方であってそれに解を見出そうとすること自体は野暮なことだといううこと。ただ、それっぽい傾向を何種類かのパターンとして抽出することはできた。

天才たちの日課で言うと現代と違って手紙のやり取りやネットのない環境という環境や時代のゆるやかなの流れが彼ら彼女らの創作過程に影響したのは間違いない。東京藝大の話は今の出来事を綴ったものではあるが学内というある種の結界で守られた創作空間が存在することを知れた。

環境に適応するのと当時にどんな環境に身を置くのか。そして世に放たれた自己から滲み出したあるいは絞り出した塊が世に受け入れられた瞬間にその生活も受け入れられるのだろう。

要は答えなど簡単に出るわけないのだ。ただ人にどんなに「おかしい」「考えられない」と言われようとその戦いに勝てるだけの強靭なメンタルと信念があれば、それはいずれ受け入れられる。それがクリエティブな空間をクリエイティブたらしめる住人たちの矜持なんだと思う。

怠けてもいけどそれで出来なかって自分はどうなの?
まだ確立してない自分は格闘の最中。住人から住民票を与えられるまで(与えられたら与えられたでまた新たな契約書の履行に追われるんだろうなと容易に想像はつくけど)走れってことだなと。不安は行動と結果と反省の繰り返しによってしか減らせない、そしてそれは完全になくならない。。。

あーーー、クリエイティブな世界にようこそ。まずはウエルカムドリンクをとにかく下さい!!!!!

火曜日, 10月 10, 2017

2017年26冊目(286)

経済で読み解く織田信長 「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する 単行本(ソフトカバー)
上念 司  (著)
ベストセラーズ (2017/2/25)

歴史から学ぶってこういう事なんやろうなって思います。学生時代に歴史が好きだった人は色んな点が線になってその線が今の経済を理解する補助線になることにワクワクすんじゃないかなって。リフレやマクロ経済政策・金融緩和とか。経済学は身近にあることから学ぶとなんとおもろい学問なんやと。

大阪や京都などの寺社仏閣と宗派に歴史的イベント。何にも意思せずにあの街中をブラブラしたり自転車で乗り回していたのかって。帰国したら聖地巡りではないですけど味わいながら街ぶらしたいです。
個人的には「越後屋」「越前屋」ってその名前が北陸の方の名前であることの意味を知れたことがニヤニヤです。

つまりは現象には必ず理由がある、その理由を知るということが表面的であって深く知るとはどいうこっちゃっていう良い例を見せてもらいました。
こういった過去の文献や事象にエッジを加えて解読していく作業。僕の分野でも有効なんやろうなって。時間が出来たらじっくり資料読みしたいかも。ぽっかり開いた謎や忘れてる何かに気づけるような。にしても、今日は何かしないけないはず。ぽっかり抜けてる現在の自分。。。焼き討ちじゃ~!

P.S. 今の政治状況とかこの時代っぽい面があるようでなんなんやろう。。。

土曜日, 9月 23, 2017

なす

焼き茄子と日本酒。えーーなーーって思っていますが、それとは関係ないなす。

為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり
何もしなければそうなってしまうこと。期限が決まっていること。
衆議院の任期と消費税増税。

衆議院解散の件について「大義なき」とか「自己保身」とか。
政治的なカレンダー。僕が知ってる範囲で以下

トランプ大統領来日
自民党総裁選
衆議院の任期に伴う総選挙
消費税増税
天皇陛下のご譲位とそれに伴う新年号の開始
ラグビーワールドカップ(開催地:日本)
東京オリンピック

選挙して負けたら責任問題で退陣。総裁選に勝てばもっと長く総理として居ることが出来る。
そしてこれらのカレンダー。アホじゃない限り何かしら考えがあるに決まってると思ってそれを探るのが仕事でしょ。だれが?もうこれ以上は言いません。

あとこの危機で政治空白を作るのか。政治黒塗りの時にもり蕎麦かけ蕎麦でこの危機への準備の議論を進ませなかったのは誰?

ほんのちょっと想像力を使えば僕でもこんな事が浮かぶんだから日本に居る人達はもっと危機感持ったほうがええと説に心配するのでした。

あと、それに加えて。電気自動車の話。化石燃料を使わない。エコだー!って。
その電気を安価で安定に供給するのはどうするの?原発の議論に帰ってくるんちゃうの?
ただでさえスマホやタブレットで電気の諸費は上がってると思うし、ポータブルバッテリーとかパワーサプライの場所とか皆さん気にするご時世なのに。

ほんのちょっと想像力を使えば僕でもこんな事が浮かぶんだから。。。
ねーーーー!冷えてないビールでもいいから飲むしか無い!