日曜日, 12月 12, 2010

2010 M-1グランプリ

決勝進出コンビ(ネタ順)
カナリア (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
ジャルジャル (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
スリムクラブ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
銀シャリ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
ナイツ (マセキ芸能社)
笑い飯 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
ハライチ (ワタナベエンターテインメント)
ピース (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)

この季節がやってまいりました。

進出者に関する話の前に、残念なニュース。今年が最後のM-1とのこと。
今年で10回目。大きな節目なのかもしれません。私的な感想を以下に。

本音のところで「あー、それもありかもな」って思う自分がいます。でも、とても残念。

肯定的な意見を思う理由は、なんか最近の番組構成に不満があったから。おそらく4回目以降大きく見せ方が変ったように感じる。4回目までは有明のパナソニックセンターが会場で、敗者復活は会場のすぐ外やった(僕も2回敗者復活を見に行ったからよく覚えている)。その時のイメージは純粋なネタ番組。カメラワークとかがネタを中心になってた。でも5回目からの会場がテレビ朝日になって敗者復活の会場も巨大化(神宮球場とか大井競馬場)してから、セットは派手になり演出が増えて芸能人の観客の笑い顔を頻繁に抜くような「視聴率」を意識したような作りになった感じが僕にはする。そして、その僕が定義する演出が自分には本当に不愉快だった。これが肯定意見の理由。

その一方で否定的に思う理由は、芸人の方々の笑いに対する取り組みやM-1に対する情熱を、自分なりに予選や敗者復活などをM-1リターンズなどを見に行って本当に感じ尊敬するから。
一年かけてライブなどでネタを繰りながら、決勝用の2本を作る。僕は好きな千鳥のライブで色々なネタを見せてもらって、友人とその後の飲みであれM-1かなとか話していたのを思い出す。
きっと戦場であろうM-1に勝つという目標設定が出来なくなるのは。とても芸人さんにとってこの先大変な苦悩になるのでは?と思ってしまう。

演者側と運営側の変なギャップがこの「終幕」の原因じゃないのかなって思ってしまう。

大阪だとABCや今宮戎、上方といった冠の付くお笑いのレースが結構あり、そこで勝つことが評価になる。M-1はそれの全国版の巨大規模、しかもハイコンペティティブ。その意味はとてもスゴイことだったと思う。

僕はお笑いが短時間の大量消費っぽくなったように感じるので、それを思うと今回の判断は妥当なのかもしれない。M-1というイベントを”存在として”現状維持でOKといったイベントに出来ない今の世の中の流れがあるのかなと思うのでした。


今年の予選で少し驚いたのは、準決勝が1日だけでおそらく残った人数も過去に比べて少なかったように思います。
残ったコンビで印象深いのはピース、銀シャリ、カナリア。
ピースとカナリアはよしもとファンダンゴテレビで4年前ぐらいにやってた番組でアシスタントとして出ていたのを思い出すから。ピースは月曜日のチュートリアルの回に、カナリアは麒麟の木曜日の時に(笑い飯と千鳥とのローテーションだったはず)出た時に。
銀シャリはなんと言ってもオールザッツ漫才。
勝手にM-1に出るまでに成長したんや~って感慨深く思ってしまいます(おまえ誰やねんって感じやけど)。
ジャルジャルはめちゃイケの絡みもあるし、ここで取ったらおもしろいことになるだろうなと。
ナイツは今年は取りたいやろうね。はらいちはどんな感じに変っているのか楽しみ。
スリムクラブははじめて見ることになるから期待したいです。
笑い飯…。どんな風にいちびってくれるんかなって期待します(本人たちは絶対に取りたいと思っていると思われますが)。

さー、どうなるか楽しみですね!!

2 件のコメント:

ケイン さんのコメント...

いよいよやね。
昔見に行ったのが懐かしい。

Yoshi さんのコメント...

>ケインさん

コメントありがとう!!
元気してるかいな!?

見に行ったなぁ、覚えてるわ。
生で見れるおぬしがうらやましい。