木曜日, 2月 27, 2014

手放したくない!!

っていうのが本音でしょうか。プーチンさんの。ロシアの。

ウクライナを。

去年の末に読んだ本「ロシアの論理」の中でウクライナの話が出てきました。

記憶だと「独立したとしてもロシアの側につけておきたい国であることは状況的にも至極まっとう」的な感じだったと思います。
その中でEU加盟に関する話も触れられていたと思います。書かれた当時はその機運がウクライナ内で高まる前だったと記憶しています。

時を経ていざとなって動いたんじゃないですか。ひょっとしたらオリンピックのタイミングも狙ってたり。話をそらすために。なんて勘ぐってしまいます。

最近エストニアとの国境を制定したニュースが流れましたが、EU圏と国境で接触しているのはこのエストニアとラトビア・フィンラドの3カ国だけで、ベラルーシをウクライナが大きな壁となっているのが地図を見ると分かります。
ウクライナがEUに入っちゃうとおもいっきりヨーロッパ側と国境を接することになりますね。
中国が北朝鮮をワンクッションにして韓国内の米軍と直接国境で接しないようにしてるのと同じ用な感じでしょうか。

人間でもそういうことってあるでしょう。きっと。でもそれを国レベルで相対化すると外交だったり軍事だったり地政学になったりするんですよね。

今回の件、どこまでがプロレスなのかガチンコなのか工作なのか見極めないとちょっとえらいことになるかもなーーんて。

帰ったら本をさくっと見なおしてみよう。

パラリンピックに影響が出ないことを切に祈ります!!!!!!

日曜日, 2月 23, 2014

オレの常識おまえの非常識

「はぁ!?出来ないこと無いですけど、そんなんむっちゃ難しいですやん!」
「分かってる。けど、このコメントは間違ってないし不可能ではないやろー。」

自分の中、自分の分野、自分の会社、自分の周り、自分の住んでる国。
そこにおける常識。

他人からしたら、他分野、他社、知らない人たち、外国。
そこの人たちにおける常識。

2つは時に水と油。

オレの常識おまえの非常識

おまえの非常識を理解することで、オレの常識の幅や深さが広ろがることはしばらく前に富に感じ、意識もしていた。

それが自分にとって思い入れの強いもの、揺るぎない部分に対して向けられた時。
しかも自分にとって同じ常識を持ってると思っている人から発せられた時。
「こいつは何をいってるのか??」

今思えば敢えて分かりながら言及してくれた。そしてそれによって気付いたことがあったので感謝しないといけないのだが。

その瞬間はまさに、
こころが折れた瞬間だった。

あんなに不愉快な感情を剥き出しにしたのはかなり珍しかったと思う。
言い方やタイミングでああはならなかったと思う気もする。今は全てがいい方向に向かっているからこそ記しておこう。そして、改めて立ち止まってこの言葉を思い出せるように。

オレの常識おまえの非常識

我ながら至極名言だと思う僕はあなたにとってはクレージー。。。

木曜日, 2月 20, 2014

バカボンのパパはスゴイのだ!!

朝起きて家で結果は見ないようにしようと仕事場へ。
なんかあったら家にある日本酒に手をつけちゃいそうで。

職場で結果(途中経過)を見て「おーーーーー!!」って。

自己ベストスコアってすごくないですか!?

きっと開き直ってリンクに立ったんだろうなー。

演技後泣いている写真をウエブで見た時、あー仕事場で見てよかったなぁって。

これでいいのだ。

もちろんメダルを取りたかったと思う。その悔いは今も残ってると思う。でも、オリンピックという舞台で自己ベストのしかも素晴らしい演技をすること。

これでいいのだ!!
そして、それはすごいのだ!!

結果はメダルに届かなかったけど。僕は以下に書くようにとても大事なことを真央ちゃんから学びました。ありがとう!
笑顔で日本へ帰ってね!お疲れ様!

学んだこと。人は失敗や苦悩からこそ立ち直れる。
フィギュアが一回の演技でメダルが決まる競技だったら。
でも、そうではなくて2回のパフォーマンスが出来る。だからこそ2回目で会心の演技もできる。
一回の失敗をそんなに責めない世の中。セカンドチャンスがある世の中。
そうあって欲しいし、そうあるべきだなぁーって。
人間だれもが失敗ぐらいするよ。それをどう受け入れるのか。
だれも何度も失敗てもいいなんて言ってない。ケース・バイ・ケースでその失敗を考えどう繋げるのがいいのかもっと寛容になる世の中。
日本ってこの一回の失敗に対して頗る厳しい社会というのが僕の認識。
安部総理だって一回失敗して、今必死にやっておれるし。
その失敗でしか学べないことなんてたくさんあるし。
だからあの真央ちゃんの失敗はよかったんだと思う。あの失敗がなくてそこそこの悪い演技だったら自己ベストなんて出なかったんじゃないかな。
メダルメダル。期待期待。そんなに重荷をかけるのはやめよう。
がんばれ!って応援してる僕がまず頑張らないと。そうやって、声をかける対象の人は僕よりも何百倍も努力してその場に立ってるんだから。

「フリーは自分が4年間やってきたことができた。たくさんの方に支えてもらったので恩返しができた」「オリンピックという大きな舞台で日本代表として、自分が目指してるフリーの演技が今日出来て、私なりの恩返しができたかなと思います」

これでいいのだ!!

水曜日, 2月 19, 2014

肩の荷

酔ってます。が、記します。明日では事後。

フィギュアスケート。
今朝早朝目が覚め、その時点でキム・ヨナ選手が首位。浅田選手(以下・僭越ですが真央ちゃん)はラスト。good luck! You can do it!で目覚めての邀撃。

色んな記事。読みました。
いやー、ショックは本人でしょう。

で、先ほど行きつけの飲み屋で録画のキム・ヨナ選手の演技見ました。。。

余裕。。。

バンクーバーで金メダルとって一旦退いてからのリンク。
真央ちゃん。
悔しい銀。金を取るための4年間。色んな重圧。

背負うものが違いすぎる。。。

残念ですが。金メダルはもう確定してる気がします。
銀と金の差。銅と金・銀の差。
僕たちは真央ちゃんを飼い殺しにしたのでは。。。
あの、キム・ヨナ選手のパフォーマンスを見てふと。

物事に対するアプローチの方法。
モチベーションと思い。
期待と不安。
気の持ちよう。

まぁ、金取ったし。
あー、金と取れんかったし。

期待とか結果とか。
それまでを見すぎた4年間。4年間。
だからこそ。。。

結果?
満足?

あの演技後のキム・ヨナ選手の顔を見て、真央ちゃんの結果がなぜか腑に落ちた自分に。。。。

奇跡よ。おこれ。
バンクーバーで真央ちゃんの苦しみをシェアしたちっちゃいおさんは心から。。。

正直この文章もアカン。自分の表現力のなさ。。。

日曜日, 2月 16, 2014

読んだ本・その9(152)

母性 [単行本]
湊 かなえ (著)
新潮社 (2012/10/31)

友人から借りた一冊です。僕は基本のノンフィクションを読むことが多いので、久しぶりに読んだ文芸作品でした。

母と子の2つの手記の交互の描写により出来事を現在まで辿っていきます。
相手はこう感じたのではないか、相手はこう思っているのではないか。相手に対する気持ちと自身の持っている感情。
それによる両者の間にある大小様々な溝。この溝からの歪。そして崩壊。

当事者性という言葉が震災後語られました。被災地の方を想うこと。
両親・友人・恋人・同僚に至るまで当事者はいたるところに居るのです。

僕が感じたこと、僕が推測したこと。沢山の人との出来事の中で、あれはあれで実際に良かったのか?
読みながらたくさんの人達の顔が浮かびました。そして、その方々との思い出を回想していました。
そして、こういった溝を埋める方法は一体何なのか。読む機会を持ててよかったです。

そして、今は幸いこの作品の中で描かれるような不幸をまともには体験したことのない自分がいますが、いつ・どこで・ほんの小さなきっかけで、目の前が真っ暗になるような心が崩壊しそうな出来事に遭遇するかもしれないということ。それは本当に紙一重であること。
2012年の末にここに記した「名前のない女たち」を読んだ時に感じた感情に似たモノが胸の中に蠢きました。
前回のが日常の出来事に関して思ったのに対し、今回のは身近な強い繋がりから一瞬の刹那な出会いも含めて対象が人であり感情であること。
流れるような毎日の中で忘れがちなものに気付かされました。

時々立ち止まる機会は大事ですね。飲みながらでも。

水曜日, 2月 12, 2014

読んだ本・その8(151)

アイルランドを知れば日本がわかる (角川oneテーマ21 A 101) [新書]
林 景一 (著)
角川グループパブリッシング (2009/6/10)

アイルランド。僕のイメージはギネスの国。
この国をアメリカとイギリスとの関係性から紐解いて行こうという試みですが、なんとも歴史に宗教に地政学と色々な要素の影響をうけて今があるんですね。アイルランドの生い立ちはたくさんの戦いの積み重ね。苦悩と激動ととでも言うのでしょうか。

世界史の知識の無さをこの前のパリの本に続き痛感してます。
アメリカに住むアイリッシュの人たちの歴史。イギリスとの歴史。カトリックとプロテスタント。
へーーーとどれだけ付箋が付いたことか。

タイトルの「日本が分かる」という点。僕にはなるほどなぁーと思いました。アイルランドが経験したアメリカ・イギリスとの出来事を相対化して日本に落とすと、日本の隣国に対してアメリカに対しての向き合い方の参考になるなと。そして似多様な問題を抱えていたり。

おもしろい本でした!にしても歴史の流れが現在を規定していて、身近な所にいっぱいその表象があるのに知らないと言うだけで損してるという気になりました。
知らないことだらけだなぁー。。。。。。

火曜日, 2月 11, 2014

at least 1400

4年後の自分。
それを思いながらソチ五輪を思ってます。
365日x4
同じ舞台に立てることなんてすごいですよね。
悲願とが無念とか期待とか。
ええやん。
もっと純粋にこの舞台までにかけた時間を共有しませんか?
そう思うと上村選手や葛西選手はレジェンド。
継続のすごさ。
違う表現で称えたい。
さぁ、がんばれニッポン!!

月曜日, 2月 10, 2014

雪が深々と降る中いろんなthingsをthinkingしてみました。

この雪の数日間に感じたことをつらつら(だらだら)書こうと思います。

この街の適応力と労働モラルというかなんというかに感動しました。
一般の職業の人とライフラインに携わる人。

前者はすばやく帰宅し家にいた人がほとんどだと思います。幸い土日を挟んだから余計に出来たのかな。木曜日は早いうちに帰ったし、金曜日は来ない人が大半。僕はこれでいいと思うのが本音で、慣れてない人が慣れてないことをは大きな混乱を招くし怪我もするし。

後者の方々。頭が下がります。すぐにタイヤチェーンを巻いたバス。少なくとも金土は6時から0時まで、日曜日も6時から20時まで(本来は休み)運行したトラム(動かすことで凍結を防ぐといった意味もあるったようですが、それでも)。ふうつに走っていた路面電車。いたるとこで仕事していたpublic safety, city of Portlandそして警察の方。昼夜を問わず働いて下さってました。想定外といってもいい状況にすっと対応した。想定内だったってことでしょう。

そして僕の職場は丘の上にあるのですが、昨日の夜は気温が上がり雨が降ったのもあって、道が凍結しまくりのツルツル。僕もお世話になり地球にタックルしました。その道を月曜日に備えて氷を割ってwalk pathを作る大学の職員の方になるのかがたくさん夜に作業しておられました。その方々のおかげで8時のラストトラムにまさしくスベリ込めたのですが。

まぁ、みんな家でゆっくりしたかったと思いますよ。でも仕事ということで。言ってしまえば当たり前なんですよ。でも本当に日曜日も土曜日も外に出る人が居ないんですから。日曜日はemergency alertが携帯に届いて(緊急地震速報みたいなものですか)「この路面が凍結した状況での外出は危険ですので、Portland市は住民は室内で過ごすことを強く推奨します」ってメールが届きましたからね。だからこそ、頭が下がります。

で、多くの人がトラムのオペレーターやバスの運転手に「こんな日に動いてくれて本当にありがとう!!」と声を掛ける姿をたくさん見ました。こういったところ、アメリカ人のほうが紳士的でちゃんとしてます。もちろん規模が日本のJRとは違うかもしれないし、乗客との距離も違うでしょう。でも、空気を感じます。人が抱く感謝の念を深々と。


都知事選。終わりましたねー。脱原発を掲げてはった細川さんと宇都宮さんの利の得票数あわせても舛添さんの得票数に及ばなかった。
雪を見て思ったことが、この雪を発電に使える方法って無いのかなと。たぶん雪自身を何かの冷却に使って底で得られた水で何かをするって形だと思うけど。北国でこれをうまく組み合わせたら、高齢化による雪かきの危険回避。自然エネルギーでそれを電力会社に売れたら老人の方々のお小遣いまたは介護費用の補填みたいな。うーーーん、でも利権の匂いがぷんぷんしそう。

よく言う自然エネルギーのベストミックス。結構時に起こるこういった極端な雪とか台風がきた時の強風をエネルギーに変えれたら素晴らしいのでは?なーんて思った。今の生活の被害を与える自然の猛威をエネルギーに。防災・減災でない??

あと最近知ったのですが日本の3つの企業が地熱発電の発電設備の世界シェアの70%を供給してるんですって。日本で実用化は。。。あまり出来てないようで、理由はこの発電に最適な活火山のある所はだいたい国立公園が多くて建設の認可が下りないんですって。法改正ってなると、エネルギーで経産省、国立公園って環境省の管轄みたいやし、土木関係で国交省に観光庁とかも絡むいつもの縦割りで大変そうだね。。。


今日飲み屋で見ていたソチ五輪。冬季五輪って夏季の五輪よりも自然と向き合う人間の要素があるように思った。夏のオリンピックは身体との戦い。肉体の限界への挑戦とか。でも冬のは雪や氷というのもが無いとできないし、それが選手のパフォーマンスに影響与えるし。スノーボードの競技を見ていて、大自然に挑むというかそれを楽しむ選手たち(みなさんスタート前が笑顔で終わったあともやった感の笑顔満載)。なんか自分がサーフィンを始めた時にバスケ・ラクロス・サッカー・野球といった自分がしたスポーツに無い自然との向き合い方を感じたのと同じ感覚をテレビの向こうから感じました。


色んなレストランやお店が雪で閉まる中、我が行きつけは連日営業していて連日お世話になりました。こういった時にあいてる店・あいてない店ってなんか記憶に残るんだよねー。


楽しい楽しい非日常でした!!!!

土曜日, 2月 08, 2014

対応適応

東京もポートランドも大雪で。

都知事選の投票率低そうやなー。てことは組織票の勝ちかな。

それはさておき、木曜日から大雪が始まり今日で3日めです。
感じたことを記しておこう。

日本だと混乱・混雑って感じでしょうが、こっちの人はさっくと帰るしきっちり来ない。
なんかこんな大雪を楽しんでスキーやスノボードを路上でやる人もいる。
そしてこの街の公共交通機関。多少の遅延はあるものの(あらあって当然)普通にサービス。むしろこの状況なので夜遅くまであえて利用時間を長くしたり。

あとオモシロイと思ったのがバスの待ち時間の表示が何分でなく何マイル。こんな状況で時間は不確定要素を含みすぎだから一番フェアな距離で表示。これは親切だと関心!

この街最高!!

月曜日, 2月 03, 2014

とおるちゃん!!

橋下市長が市長選をやり直すと言ってますねー。
で、市民に問うと。

仮に当選しても投票率とそれに伴う得票数が前回より低かったら、それは市民から不信任って言われてるも同じだし。
もし対立候補が現れなくて信任投票になって、この状況になったら税金使っただけで何も変わらないってことになるような気も。

やっぱり国政に目を向けずに、まず大阪でしっかりとした結果を残して欲しかったですわー。
もうなんや全部中途半端ですやん。

議会と揉めてるのは分かるけど、その困難さとしっかり戦ってる姿を見せてくれたら、市民府民は応援するようになって、そしてゴネてる議会に対して不満がたまったら、選挙に勝つのが生命線の議員の皆さんは乗っかってくると思うのだけどなー。

うーーーーーーーーん。あかんやろ!!

水曜日, 1月 29, 2014

脳に走る小さな「あ!」と走っていきたい

すごい発見ですね!新しい万能細胞
シンプル・イズ・ベストというか。やっぱり生命や自然の複雑さとシンプルさ(僕の中ではある意味で適当・いい加減さ)って面白いですね。
発見の経緯は以下のリンクで見れます。他にもいっぱい探せば出てくるでしょうね。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921250003-n1.htm

人にどうボロカスに言われようが実際にそうなったんだから。。。!!!
今回の発見に比べたら些細な事ですが僕も結構あります、今でも。

信じてもらうにはパワーが要るんですよね。繰り返しやったり、違う方法探したり。
自分でちゃんと理解するのにもパワーが要るんですよね。トラブルシューティングを何回も何回も。

人に話す前に自問自答を何回するか。あーでもこうでもない。でも自分の脳みそではそうしか無いとなって初めて話すんですよ。
それは人には見えない過程。でも人には感じてほしい過程。

自分に自信がないと人は説得できない。その自信は行動して自分の目で得たもの。
最初の自信なんてちっちゃいちっちゃい芽です。
簡単に摘む人もいれば、柵(策)を立ててくれる人もいる。
こればっかりはめぐり合わせですよね。

「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄している」
リンクにありますが、こんな言葉言われてみたいようなみたくないような。

いち科学者として、
よかったですね!おめでとうございます!僕もがんばります!

最近複雑に考えすぎてるし、シンプル思考してみようかな。。。
とりあず酒だな。。。

日曜日, 1月 26, 2014

読んだ本・その7(150)

パリのグランド・デザイン―ルイ十四世が創った世界都市 (中公新書) [新書]
三宅 理一 (著)
中央公論新社 (2010/03)

この本を読み終えて、今一度パリの街を歩いてみたくなりました。僕が行った当時は大した知識もなくルーブルという名前といったものに感動してただけなので、知識を携えた上で街歩きをしたいなと切に思うのです。

この本を読んでいてまず受ける印象、イタリアっぽくなくやイタリアっぽいという言葉。イタリアと言う国の影響。当時イタリアがどれだけ文化的に繁栄していた国だったというのが窺い知れます。

そしてシャトー(城)のつくりの説明が続きます。これが最後の都市計画のとこで効いてきます。
城を中心としてデザインされる街。僕が思い描いた人を動かすための都市計画ではなく、城を中心とした王のいる街の作り方。。城や城主という観点で見ると、ヨーロッパと日本の歴史で色々な接点が見つかりそうに思いました。室町時代からの城下町の設計の経緯などを知っていると比較ができて面白いんだろうな。特に面白く出来た江戸・東京の街の作りの歴史を。もっと勉強してのりしろを多くしないとダメですねー。

建築と法律に書かれている所でふと、何かを本格的に取り組むようになると法という壁にぶつかるなと。僕らの研究もいっぱい法律の制約・しがらみがあるんだろうけど、しらねーなぁーって。そして「法律の勉強をしていたら色々楽しく見える視野も変わってくるんかなぁー、クラスでも取るか」なんていつもの勢い任せの思いと、ロースクールを目指している友人の大変そうな状況とを重ねあわせ、人生は勉強の毎日だなぁと。。。

僕が一番読んでいいて興味を駆り立てられたのは第5章アカデミーと新旧論争です。
フランスがどのように国家として力をつけるための土台、知的文化を構築していったか。
これは今の日本に応用できそうな気がすしました。文化・科学で国を盛り上げる術。制度や組織の整備と人の登場。この人は登場というより発掘や機会と言えるかもしれませんね。そういった輪に参加できたら楽しいどろうなと思いを馳せました。

福島第一観光地化計画を読んだため、当初僕はエッフェル塔を中心に広がる都市設計的なものを描いた本だと思っていたのですが、そういった点でなくパリが出来るまでの歴史と環境の本でした。
読むに連れその面白さに取り込まれていきました。

またいつかパリに行って、ウンチク片手に街を歩いてみようと思ったのでした。Bonjour!!

水曜日, 1月 22, 2014

続・都知事選

色んなソースからこの話題を見てます。なーーーんか茶番というか、なんだろうね。
この数日に見聞きして知ったり共感したり感じたことを書いておこう。
都民の人がいたら参考に(なーんて言ってみた)。

まず、地方自治法から(以下)

第一条  この法律は、地方自治の本旨に基いて、地方公共団体の区分並びに地方公共団体の組織及び運営に関する事項の大綱を定め、併せて国と地方公共団体との間の基本的関係を確立することにより、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を図るとともに、地方公共団体の健全な発達を保障することを目的とする。

第一条の二  地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。
○2  国は、前項の規定の趣旨を達成するため、国においては国際社会における国家としての存立にかかわる事務、全国的に統一して定めることが望ましい国民の諸活動若しくは地方自治に関する基本的な準則に関する事務又は全国的な規模で若しくは全国的な視点に立つて行わなければならない施策及び事業の実施その他の国が本来果たすべき役割を重点的に担い、住民に身近な行政はできる限り地方公共団体にゆだねることを基本として、地方公共団体との間で適切に役割を分担するとともに、地方公共団体に関する制度の策定及び施策の実施に当たつて、地方公共団体の自主性及び自立性が十分に発揮されるようにしなければならない。

を踏まえて。
脱原発って国レベルの話だから、地方自治的観点で言ったら都知事選の争点になったらアカンやん!!

言うなら「脱原発」でなく「原子力によって作られた電気に依存しない東京」かなー。
要は、原子力によって作られた電気を買わないという政策ならいいんじゃない。

東京電力は福島と新潟にある原発で電力を作って、東京に送電していたんだから。
ってことは、自前の自然エネルギーまたは火力を都内に作って、都の責任で電気を賄う。
これをしたら、全国でも世界でも稀に見る政策だと思う。

小泉さん風に演説したら。
「国の脱原発政策に頼るのではなく、原子力に頼らない東京。難しい問題だか、都がやらなくてどこがやる。自立か依存か。来たるオリンピック。世界に向けて発信する都市、東京。この政策に賛成か反対か。都民に問いたい。」
なーーーーんてね。

細川さんって、佐川急便から1億円不正に貰ってやめちゃんだよねー。じゃー、5000万円の猪瀬さんもええんちゃう?もう一回立候補したら。
演説もクソも、都民が支持してくれた政策を粛々と遂行するのみです。だけでエエねんから。
5000万円はちゃんと謝るか、細川さんに楯突いてうやむやにみたいにね。

公示されて、しっかり政策論争をメディアも含めして欲しいですね。
で、これネット選挙解禁後の大きな選挙としては二回目でしょ!?その辺もちゃんとフォーカスしながら、たのしく見物しようかいなぁー。

なーーーーーんて。



金曜日, 1月 17, 2014

センター試験

最初のセンター試験から15年も前なのか。

その2年後の試験では、最初の英語の試験が始まった瞬間に試験問題がめくれない程、鉛筆が持てない程、緊張で手が震えたねー。あれ以上の緊張や手の震えはあれ以来無いね。

その英語で撃沈して(確か7割に少し届かないぐらいしか取れず)、国公立の後期試験まで撃沈続きで、なんとか受かった私立の後期試験。

ホンマに地獄やったねー。

それが今アメリカに住んで英語を話しているんだから人生なんて訳わからんもんです。
浪人の苦痛と地獄の2年間があって本当に良かったと思えるのだから人生なんて訳わからんもんです。

夜が明けたら、センター試験初日。

センターの点が良いことを祈ってなどでなく、受験生に幸あれ!
Good luck!

木曜日, 1月 16, 2014

都知事選

小泉さん映画・東京原発見たんじゃないのかな。なんか言ってることが映画の内容とかと被ってる気がするんですよねー。この役所広司さん演じる都知事って現状にハマりすぎなんです。

しかも以下のページにコメントを寄せてる人の中に舛添さんいるし。
http://www.bsr.jp/genpatsu/

この映画が原発事故後ほとんど話題にもならなかったことが不思議で不思議で仕方ない。

さらに陰謀史観をいえば、猪瀬さんが辞めるのも都知事選がこうなるのも今後安倍政権が脱原発に舵を切るのも(これは完全な予想)、全てシナリオ通りだったりなーーーんて。

僕は本当に偶然に震災の直前に見て感想をここにも書いていますが(日曜日, 2月 06, 2011のエントリー「最近見た映画などなど」)、都知事選前に見ることをおすすめします!!!

水曜日, 1月 15, 2014

読んだ本・その5-6(148-149)

日米同盟vs.中国・北朝鮮 (文春新書) [新書]
リチャード・L・アーミテージ (著), ジョセフ・S・ナイJr (著), 春原 剛 (著)
文藝春秋 (2010/12/15)

沖縄の真実、ヤマトの欺瞞 米軍基地と日本外交の軛 (神保・宮台 マル激トーク・オン・デマンド) [単行本]
神保哲生 (著), 宮台真司 (著), 真喜志好一 (著), 伊波洋一 (著), 大田昌秀 (著), 我部政明 (著)
春秋社; 四六版 (2010/11/17)

共に出版されたのは2010年なのですが、以下の理由でこの2冊を読んでおこうと。前者は今後の中国・北朝鮮をウオッチする上で大事と思って買いながら塩漬けになっていた物を開放し、後者は辺野古の問題が急展開する上で読むべきだと塩漬けから開放した本だったのですが、なんとも両者の共鳴というか関連性が生じたことに驚きを覚えつつ、ここに記す喜びを贅沢に思います。

と言いながら、頭の理解(インプット)と表現(アウトプット)の難しさに頭を抱え書いては消し書いては消しを繰り返しています。以下は何度もそのプロセスの上にどうにか書き上げた文章です(といっても稚拙ですが。。。)。

というのもこれら日米安保と沖縄問題は多角的なアプローチが必要で難しいのです。答えが簡単に出せない。どこに当事者性を見出すか。この2冊の本もアメリカの日本へのアプローチと沖縄から見た日米関係へのアプローチ。全く違う視点で書かれているのですが、出てくる人物に問題は共通していることが多いこと多いこと。幸いこの2冊を同時に読んだおかげで拓けた視点の大きさといったら。。。
しかも政権交代直後の今振り返れば混沌とした時期に書かれたものであるというのを考慮しないといけないので、読むは愉し書くは難しといった感じでしょうか。

前書は日米同盟そして日本に対してアメリカがどのように思っているかを窺う上でとても示唆にとんだ本でした。もちろんリップサービス的な部分はあると思いますが、2010年時点ですでにアメリカが中国を警戒し、沖縄を主とした日本における米軍基地の重要性を強調していることを読み取れます。そしてこの日米同盟がどれだけ大事であるか。今もオバマ政権で要職を担っている方々の名前もバリバリ出てきます。アメリカの高官の名前を覚えていてどの政権で何をしたのかを覚えておくべきだなと痛感しました。人事はメッセージなのですね。
後書は沖縄における基地問題の推移と問題の掛け違えがあったこと。本来2つは別件で議論されていた普天間基地「返還」と辺野古への基地「建設」がいつの間にかセットになり「移設」という話になってしまったこと。あと抑止力がアメリカは日本を守るかなど。

この後に起きる尖閣問題を考えると前書は示唆的、後書は近視眼的に見ていたのではといった感想になりますが、これで結論付けるとあまりに短絡的なんですねー。。。

ナイ氏とアーミテージ氏は親日派として知られているようですが、これを読むとアメリカ人がここまで日本を評価し重要視していることは嬉しいというか感謝という部類に値します。また言いますがリップサービスがあったとしても。
これを踏まえて(読んだ順番がこうだったの余計にかもしれませんが)後書を読むと、沖縄の持つ複雑性がいっそう際立ちます。
僕は正直に言って政権交代はあってよかったと思っていて、鳩山さんが最低でも県外といったことも見直す的なアプローチで評価していました(それは今も変わりません)。ただ、今までになされてきた下交渉の経緯を全く僕は知らなかったので、その点では恥じていました。だから僕としてどう立ち居振舞うか今でも悩んでいたのですが、この本で宮台さんが前書き後書きで書かれえることを読んで、ある側面で間違ってはないかもと思えました。
この本は沖縄と言う場所から日本人がどういう国家を作っていくかを考える上で示唆に富んでます。敢えていえば安全保障の根幹というか。現状や当時の状況を無視してさっと見ると感情論的にも写る本だったりします。でも沖縄の人はそう感じている。では日本はどうやって自国を脅威から守るのか?

理屈と現実と理想の狭間を彷徨いながら読んでいました。
これを書きながらも答えは出ません。考えれば考えるほど、本や資料に接すれば接するほど身近なようで他人、何が真実で何が正解なのか。分からない自分に困り果てます。書けば書くほど浅はかになる自分が居ます。自己嫌悪満載。逆にそれに意味があると信じて。。。

2010年に書かれたからこそ今読み返して面白い。そして今この筆者たちはどういった見解を今出すのか。
世界と身近と自分。相当に考えさせられましたね。何をもって良しとするのか。

ここまで書いて、かれこれ2時間以上葛藤を書き消ししてます。
要は分からんし、僕の知らない天空で色々起きてる。それをどう知り飲み込み対処するか。こんな風に生きる必要なんてないし。そう、普通に生きればええねん。
でもなぜこんな問題の本を読んだり考えたり。だからこそ当事者性というか最も基本的な国家というあり方というか。。。。。。
あーーーーーーーーーー、もうわからん。

でも読後に思ったのは、安倍政権がアジアに対して行っているアプローチと麻生元総理が以前に書いた自由と繁栄の弧という本を考慮すると、東アジアでの政策は結構上手く行ってるんちゃうと素人考えで思ってしまいます。

兎にも角にもとてもこの2冊を同時に読めてよかったと思います。
アウトプットできないけど僕の中で消化・昇華しながら世の中俯瞰していきたいですね。。。酔うと難しい言葉を使いたい!!!残念!!!チーーーン。。。

火曜日, 1月 14, 2014

読んだ本・その4(147)

福島第一原発観光地化計画 思想地図β vol.4-2 [単行本(ソフトカバー)]
東 浩紀 (著, 編集), 開沼 博 (著), 津田 大介 (著), 速水 健朗 (著), 藤村 龍至 (著), 清水 亮 (著), 梅沢 和木 (著), 井出 明 (著), 猪瀬 直樹 (著), 堀江 貴文 (著), 八谷 和彦 (著), 八束 はじめ (著), 久田 将義 (著), 駒崎 弘樹 (著), 五十嵐 太郎 (著), 渡邉 英徳 (著), 石崎 芳行 (著), 上田 洋子 (著)
ゲンロン (2013/11/15)

タイトルだけを見るとなんとも刺激的な計画で遊園地でも作るのか!?といった印象を受けるかもしれませんが、これはある意味でのタイトルから問題提起をしていると考えて下さい。

この本で書かれているのは、10年後20年後もっと先の将来の福島第一原発とその周辺をどういう計画の下で復興そして発展させるのか、どうやって人間の持つ忘却や風化とどう向き合うのかを提案した企画書だと思えばすっと入ってくるのではないでしょうか。

モデルとして今現在チェルノブイリがどうなっているのかを丹念に取材した上で、ダークツーリズムとは何かといった考察を深め、原爆ドームの保存に見られる都市計画を調査して出された計画なので僕はかなりこの案を全面的に応援したいなと思いました。
「福島に動員は必要か?」という鼎談で、建築や都市計画と人の移動からそれらの持つ本質的・科学的な意味へアプローチしていく議論がとてもおもしろかった。

冒頭に述べた観光という言葉に関して補足すると、911後のニューヨークにできたグラウンドゼロ、ワシントンDCのスミソニアンエリアにあるホロコースト博物館、日本で言えば広島の原爆ドームを代表とする大東亜戦争に関するもの。これは多分さっと思いつくものだけで、世界中にはこういったダークツーリズム的な観光地は結構あって、たくさんの人々が訪れているのは事実なのです。僕自身、上記の3つすべてに観光で出かけているんですよねー。
以前読んだ宗教とツーリズムという本の中で取り上げられちょっと関心を持ったこのダークツーリズムと言う言葉。そういった意味で福島の将来を考える上でこのダークツーリズムは間違いなくキーワードになるし、考えていかないといけない課題だと思いました。観光って単に心ときめくだけでなく、日ごろ感じる事の出来ない心の慟哭を経験するのも、その定義としてありうるんだなと。

でも、こんなアイディアまず政治家・官僚からは出ないでしょうね。出たとしてもこのタイトルはまず付け無いでしょう。それをやっちゃった東浩紀さんを始めとするみなさん。ずばらしいっす!観光地化する前の福島に足を運ぶことを早いうちにしなければと切に思うのでした。。。お金ためな。。。ビール控えな。。。


火曜日, 1月 07, 2014

無念を推し量りご冥福を

われらがやしきたがじんさんが空に旅立たれてしまった。
一報は30分ほど前に勝谷さんからの有料配信メールの号外で知った。
yahooをひらくとトピックスにも出ていた。3日になくなられたそうで。

年末年始、去年の写真の整理やデータバックアップでHDを立ち上げながら、懐かしい政権交代前や僕がこちらに来た当初のOAの委員会や初期の頃のnoマネーを見ながら、虚ろな世の中の変化と自分の変化を感じながら飲んでいたのでした。非常事態という番組をちょうど3日前ぐらいから観ていてリーマンショックの頃を思い出しつつ、この頃のたかじんさんは元気一杯やなぁと。

昔の頃に抱いていた問題意識とかを思い出した気がして自分的にはこの動画のアーカイブサーチに感謝していたのですが、なんか変なタイミング過ぎてちょっとビックリしてます。

あなたの番組のおかげで己の無知蒙昧を恥じ・色んな社会の問題に興味を持ち・本を読み・人と会い・色んな所に出かけ・議論する・深く考える・といったアクションを取るようになり、アメリカと言う国に住むという触媒によって昇華して今のライフスタイルが確立したのです。感謝しております。

日本に帰った時はあなたに会えるのではないかと、キタで飲んだ帰りは必ず新地を通って帰ったり。
一度遠くからお目にかかったあなたにはとてもオーラがありました。

天国で三宅先生に「もう来るとはけしからん!」と叱られてください。
心よりご冥福をお祈りします。

日曜日, 1月 05, 2014

読んだ本・その3(146)

チョコレートの世界史―近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石 (中公新書) [単行本]
武田 尚子 (著)
中央公論新社 (2010/12)

以前に半分近く読んでいたのですが本を読まない空白の2ヶ月間に内容の大半を忘れてしまったので最初から読み直しました。

以前読んだバナナの歴史が面白かったので購入した本です。
チョコレートは今はそこら中にあふれていますが、やはりこれも最初は貴族階級とヨーロッパの植民地の影響で次第に広がっていった食べ物なんですね。砂糖やコーヒーも同じようです。
カカオからココアが出来てそれからチョコレートと発展していきます。

ココアは当初は薬として貴族の間で飲まれていたこと。フランス・スペイン・ポルトガルの南欧ルートとイギリス・オランダの北欧ルートの2つの道があった。あとこれは薬の話にも関わりますが、やはり宗教キリスト教(カトリックとプロテスタント)が普及に影響した。そして現代の飽食の時代でない当時のカロリーの補給の重要な役割を担い始めた。固形化に成功しチョコレートととなって戦争時など同様にカロリーの供給源として役割を果たす。

こういった流れがカカオからココアの抽出に始まり現代の嗜好品へまでの道筋で描かれてます。
興味深く読んだのは5章の「理想のチョコレート工場」と6章の「戦争とチョコレート」内に出てくるKit・Katにまつわる話です。
5章は労働意欲を高めるためにどういった試行錯誤によって工場を運営したか。これは今の社会でも十分応用可能な例だと思いました。特に女性労働者に対するアプローチに結構の紙幅が割かれています。とても興味深かかったです。
6章のKit・Katがどういうふうに作られ広がり普及したか。マーケティングや商品開発という部分で示唆に富んでました。これらはイギリスが舞台のお話ですが、それだけ産業革命で労働とエネルギー補給が密接にリンクしていたということでしょう。

食というのはやはり大きいウエイトを人間の活動に与えるなと。これは植民地支配にも関わるし、産業の発展や文化の醸成にも影響する。ティーという文化がティーパーティーとなり政治結社の土台になる。その食の安定供給のために化学や工学の発展とサイエンスの果たす役割。
衣食足りて礼節を知る
先人の言葉はさすがに偉大ですね。

チョコレートはアルコールに変わるエネルギー供給剤として活躍したようです。昔のイギリスのパブリック・スクール(かなりの伝統校でさえ)では生徒の朝食にビールが出たそうです。血糖値は上がるけどねぇ。

うらやましいなぁーーー。。。って、おい!

土曜日, 1月 04, 2014

読んだ本・その1-2(144-145)

1985年 (新潮新書) [新書]
吉崎 達彦 (著)
新潮社 (2005/08)

1995年 (ちくま新書) [新書]
速水 健朗 (著)
筑摩書房 (2013/11/7)

この2冊はある年に焦点を当てて、縦の歴史で物事を捉まえる方法ではなく横に広く時代の空気を俯瞰しながら過去未来を覗くというスタンスです。ある年といっても前後2年間を含んだ枠組みで見ているといったほうが正解かもしれません

1995年の冒頭で筆者は1985年を参考にしたと言及しています。こういった定点観察的なアプローチって面白いなと思って2冊セットで読みました。

85年に関しては僕自身は当時の記憶は全くと言っていいほど無いのですが、起きた出来事を並べるとこうも色んな事が起きていたのかなんて思います。項目を書き出すとキリがないので割愛しますが、まだまだ上昇気流の空気感が漂っている感じですね。でも約20年の変化の凄さにちょっとあっけにとられます。スパーマリオが発売されて熱狂していた時代に今のようなオンラインや3Dゲームなんて。当時家電の時代で携帯電話にスマホなんて。世代間ギャップって言葉はこういった出来事で追うと実感せざるを得ないんだろうなって。当たり前になった事って当たり前じゃなかったし当たり前でなくなるんですよね。

95年は中学生だったので、色々鮮明に覚えています。阪神淡路大震災とオウム事件というキーワードが前に出てきますが、それ以外にも本の中に出てくる言葉も実感として脳に残っていますがちゃんとした意味を理解するまではなく、知っているというより耳にしたことがあることを口にしていた程度なんだなぁと。あと今こうして比較対象を持って見れるからこそ生まれる感動や驚きがたくさんありましたねー。

2つの主な感想が生まれました。1つ目。日本がやってのけた「総中流」という社会のもつい見の凄まじさを感じました。
この中流によって国内から勃興した出来事って、結構すごいことばかりだなと言うのが感想です。
全体的に満たされた世界だからこそ成し遂げられた生まれたものってたくさんあるだと。同じようなことは格差社会と言われる今では軋轢などで消えてしまうことが多いんだろうなって。

2つ目。きっと2011年や1998年という本を書いても同じようなことを感想に持つんだと思いました。
要は流れていく時をどう見つめなおすか。歴史は繰り返されるといいますが、読みながら新しいことが生まれる下地って突き詰めれば似ているし、世界で起こっている軋轢や衝突なんかもそもそもを詰めると似てくるんだと思います。それに気付いたり何かを見出して応用できるか。そういった意味でこういった作業は意味があるなぁって。

2005年という本が出たとしたら、それは僕が海外生活を始めた歳なので日本国内への見方はまた違うだろうから楽しみです。

兎にも角にも「へー!」「ほー!」「そうなんや!そうやったんか!」が多すぎて。。。いつも何か感じたりした部分には付箋を付けて読むのですが、まぁなんと付けた箇所の多いこと。付箋まみれになってしまって。本に毛が生えたようです。本望です!(サブ。。。)