土曜日, 9月 23, 2017

なす

焼き茄子と日本酒。えーーなーーって思っていますが、それとは関係ないなす。

為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり
何もしなければそうなってしまうこと。期限が決まっていること。
衆議院の任期と消費税増税。

衆議院解散の件について「大義なき」とか「自己保身」とか。
政治的なカレンダー。僕が知ってる範囲で以下

トランプ大統領来日
自民党総裁選
衆議院の任期に伴う総選挙
消費税増税
天皇陛下のご譲位とそれに伴う新年号の開始
ラグビーワールドカップ(開催地:日本)
東京オリンピック

選挙して負けたら責任問題で退陣。総裁選に勝てばもっと長く総理として居ることが出来る。
そしてこれらのカレンダー。アホじゃない限り何かしら考えがあるに決まってると思ってそれを探るのが仕事でしょ。だれが?もうこれ以上は言いません。

あとこの危機で政治空白を作るのか。政治黒塗りの時にもり蕎麦かけ蕎麦でこの危機への準備の議論を進ませなかったのは誰?

ほんのちょっと想像力を使えば僕でもこんな事が浮かぶんだから日本に居る人達はもっと危機感持ったほうがええと説に心配するのでした。

あと、それに加えて。電気自動車の話。化石燃料を使わない。エコだー!って。
その電気を安価で安定に供給するのはどうするの?原発の議論に帰ってくるんちゃうの?
ただでさえスマホやタブレットで電気の諸費は上がってると思うし、ポータブルバッテリーとかパワーサプライの場所とか皆さん気にするご時世なのに。

ほんのちょっと想像力を使えば僕でもこんな事が浮かぶんだから。。。
ねーーーー!冷えてないビールでもいいから飲むしか無い!

土曜日, 9月 02, 2017

つらつらと日常を。。。

火事場泥棒。
いやはや漬け込む。でも国際政治はそうなんでしょう。
いま入った情報だとハリケーンの影響で隙があるところで核実験ですか。あの国は国際スタンダートとしか思えません。
日本で大震災が起きた時、隣国の浸食に注意と僕のアンテナには引っ掛かりました。報道ベースでは聞きませんが現場レベルの話がコアです。
男子は失恋した女子を口説くと言う話を耳にしたことがあるのと同じでしょう(僕自身ですか?黙秘権ってあるんですか?)。
人間そんなものだから世界もそんなものです。良い悪いでなく基準値は合わせた方がええんじゃないですか。。。


少し前にあった会話。3人の会話ですが主語の類は略します。
X(具体名は避けますがサプリメントの類です)が入ったドッグフードがあって、実際に効果があるらしい。うそでしょうー、日本は何でもありですね。どうやって効果があったって調べたんですか。ZZZとかYYYとかで。でも確かに犬の食事って偏ってるからありかも。プラシーボとかってないんですかねー。って犬にとっては関係ないですよね。プラシーボって人間だから生まれる効果なのかもですね。かも。むっちゃ面白いですね!。。。
動物実験の意義を感じました。
病は気からの神髄知りました。
言語能力と認識・認知のケミストリー。
馬鹿と素直は違うんでしょうね。。。

2017年25冊目(285)

笑福亭鶴瓶論 (新潮新書) 新書
戸部田誠(てれびのスキマ) (著)
新潮社 (2017/8/10)

いやはや、こんなにニヤニヤしながら読んだ本は久しぶりです。
本の中の大概の話を何故か僕は知っていました。しかも新たに点が線になったネタも。
そう、今思えば「笑福亭鶴瓶」という存在は僕に多大な影響を与えていたんだと。
小学生の高学年から自分で意識して観ていた「鶴瓶・上岡パペポテレビ」。
ここ最近またむさぼるように動画サイトを通じて観るその番組。
こんなのを毎週当たり前のようにそして録画したビデオを何度も何度も観ていたのかと。
物心がつくときに何に影響を受けるかは本当に重要なのかも。しかも無意識に。
鶴瓶師匠的な生き方。うらやましいしそうありたい。
次回は去年帰国した時に日程が合わず行けなった無学の会に必ず行きたい。
今日も帰ってまた、明日もあさってもまた毎日パペポを聴く(観るよりもこの表現がええんだなー)んだと思います。でも今日はたかじんさんと鶴瓶師匠のやつを観るかなー。
脈々と続く芸事・落語、同じように脈々と続くサイエンス。
出会いに恥じないように。歴史に恥じないように抗しながら新しいモノを。
ぽっぽ!ぽっぽー!はやぽっぽー!師匠に乾杯!

2017年24冊目(284)

うなぎ 一億年の謎を追う (科学ノンフィクション) 単行本
塚本 勝巳  (著)
学研教育出版 (2014/10/28)

漢字に打たれているカナの感じからたぶん中学生以下を対象に書かれたんだと思う。ところが良い意味でシンプルに分かりやすくまとめれられていて食い入るように読み切ってしまいました。

うなぎの生態って本当に奥が深いなって。海と川を舞台にするウナギの生態とその成長過程。一応サイエンスをやっている身分として湧いてくる疑問の多い事。当たり前に食せる動物だからこそ深く知る作業。これこそ食育だと僕は思います。天然のウナギを食することなんてほとんどないなかで、養殖という技術の存在で頂ける現状。でもこの養殖によって得る知識によって天然のウナギの事が分かる。何かを食べることでしか生命を維持できない人間の背後にある知の消費とでもいうのか「知りたい欲求」って贅沢の極地だなって。それを仕事にしてる自分の業にわらけてしまいます。感謝ですねー。

いつもこういった分野外の本を読むと必ずこういった研究も面白いなーって思い、もしこの分野に転職してもやっていけるのかなって思いを馳せるのですが、このウナギに関してはかなり興味が出ました。こういった個体を観察するような生態学的な学問分野。。。おもしろいなー。

来週ふらっと寿司でも食べに行こうか。
「大将!養殖ウナギ一つ!」おい!その一言。。。

金曜日, 9月 01, 2017

2017年23冊目(283)

パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書) 単行本
井上 章一  (著)
朝日新聞社 (2002/5/1)

羞恥心の現代史とサブタイトルがありますが「エロティシズムの」「ファッションの」とも言いかえれるぐらい幅広い意味での文化をこのパンツから読み取れます。
僕も聞いたことのある百貨店・白木屋の大火災が女性にパンツ(当時の言葉で言うズロース)を履く習慣を生んだ。この通説の真偽から筆者は入っていき、ズロース前(言うならばノーパン)/ズロース後/現代のパンツとこの今では当たり前が当たり前になるまでを辿っていきます。

女性が当たり前にパンツを履くようになったのは歴史で言ううと本当にごく最近だということ。しかもその着用に際し貞操観念が問われ、その普及に伴う”オシャレ化”に際し娼婦を含めた水商売的なイメージからの変化。
男性的な視点からでは、見えないモノを見えなくしたパンツが秘めいた存在にまで駆け上がる。なぜそこに萌える(燃える)かの背後にある人間のもつ好奇と好色が生んだ想像力。
そこに市場的役割としての下着会社に広めるためや価値観を創出するメディア、カメラやビデオやテクノロジー。
たった布一枚に現代人はこんなに影響を受けるのか?と笑ってしまう反面、確実にそこにある価値観の変化。派生してブラジャーの場合、ブリーフからトランクそしてボクサーパンツといった男性の下着についても。

日本と欧米との間で下着の種類というか役割というか見た目と言うか。日本を離れてその違いを感じれるからまたここにも何らかの感覚や価値観の違いが。常日頃の当たり前への考察。いやはや、恐れ入りました。男性的目線での変化は性欲が3大欲求の一つであることがよく分かる。性的価値がなかったものに価値を見出すというか。

この筆者がしたような研究って僕はとても意義があると思います。それが文化の基礎であり次の文化を生むヒント。おもしろかったです。
僕的に好きな女性のそれは。。。。。。ここに書くにはまだ酒が足らない!!!

月曜日, 8月 28, 2017

火がついた?いや火がつくか。。。?

また発射したみたいですね。

で、Jアラート遅いとかの書き込みが某Tイッターで見かけられます。
が、今までの報道とか解説とか考えて距離とか想像したら一分一秒を争うのは自明ののはず。そこでどうやって避難するかの議論をしないといけない時に何していたのか。

すみませーん!森りぞばと加けぞば1つー。

それを見てワイワイ言ってた。いや、言ってなかったにしてもこんなのやめようよって思っていたのか。。。

ポジティブなエネルギーに変換されるのか相変わらずネガティブなエネルギーに変換されるのか。エンストするのか。見守りたいです。

僕は覚悟はできています。仕方がない。少なくともベターの方向に進むように祈ってます。

がんばれニッポン。。。

木曜日, 8月 24, 2017

2017年22冊目(282)

メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人 (光文社新書)
大河原 邦男  (著)
光文社 (2015/8/18)

この本の感想を今書いているこという事実。この本を読んでいたという事実。これらがまた奇跡的な出来事を起こしたという事を自分へのメッセージとして冒頭に記させてください。

僕が物心ついた時に見ていたガンダムやヤッターマンと言った類のメカもの。それらは歴史のなかの真ん中ぐらいだったんだと。そんなに早くからこういったメカが活躍するアニメを作成していた日本という国の文化とそれを具現化したクオリティー。凄いとしかいえません。

途中か玩具会社の「商品化」という側面が不可欠になる。景気が良かった時期でもあったのかもしれないけどこういう市場が回ってこそ作品も世を駆け巡れる。これは絶対に外せない要素だなって。

ポケモンや広島カープのグッツ戦略。映画からDVD。スピンオフ企画などなど。
この概念は自分の仕事へも忘れないようにと思いました。

メカたちの歴史の章の間に記された筆者の大河原さんのお話。こんな経験や考えを持てば必ずそうなるってわけではないけどあくまで一例だけど、大小関係なく何かを世にに残したり出したりする人には似た事が多いんじゃないかなって。必要条件と十分条件の関係のように。僕自身思い出す出来事がたくさんあったので、その一例になれるように愉快に生きたいなと。

ガンダムもう一回初めからちゃんと見直そう。。。仕事しろ!!

金曜日, 8月 04, 2017

2017年21冊目(281)

文藝芸人 (文春ムック) 雑誌 
文藝春秋 (2017/3/16)

文藝春秋ではなくて文藝芸人です。
吉本の芸人さんが多種多彩多才な文章で魅了してくれます。
ハッキリ言って面白いです。そして深いです。

常々思い度々ここでも記していると思いますが、人を笑わすというのは容易ではないと言うレベルでなく難しいスキル。しかも、万人を笑わせるのは高度だと僕は心から思っています。

それを達成するためには観察眼や物事の捉え方、表現方法など細かい細かい点まで繰らないとそれは生まれないと思います。それを常日頃こなしている人たちの文章。おもしろいでしょう。僕には痛快に面白かった!この面白いは爆笑とイコールでない面白さ。

編集の段階で文春自身が持つ文章のプロの校正編集がはいって生まれているんだると思う。
ゼロからイチを作って1から100に仕上げる。そんな作業があったのかなって。
こんなコラボって素敵やん!!

笑いと物書き。なんかそんなオモシロイ化学反応が自分の研究とで起きないものかと。。。ビールでも作るか。。。試飲で全消費、だな!!


土曜日, 7月 29, 2017

さんし

いらっしゃーーーい!
の三枝師匠(現・文枝師匠)のさんしではなく。

朝の3時4時が今住んでいるアパートで一番静かな時間帯だなーって、寝てるか起きてるかようわからん意識の中でぼーーーって思ったのでした。

裏手に飲み屋があり2時半に締まるので、ふと起きて「わーーーー!はははーー!」って聞こえてくるとまだ2時ぐらいかとなります。
MAXという路面電車がアパートの近くを走っており、早いのは4時前に来て空港に向かいます。なのでその電車の音と頻度でも大体時間帯の察しがつきます。

そんな喧騒をかいくぐって現れる沈黙を抱きかかえた2時間に遭遇したのでした。
時計を見ずに明るさと騒音で時間を測る癖から外れた時間。それなりの時間目新しい音が入ってこない身体に「ん?」と反応した意識。そこから逆算された3‐4時頃。時計を敢えて見なかったけど多分そう。新鮮やったなー。

2009年にイタリアのベニス(ベネチア)の駅に早朝ついた時に感じた違和感。
無音。厳密には騒音がない静かな空間。耳がおかしくなったんちゃうかと思ったあとに感じだ感動。それを思い出しながら再び眠りにつきました。

ひょっとしたら夢だったのかも。でも音に囲まれた世界。むしろ音楽を聴き動画をながし人としゃべり電話をかける人間。音に依存して生きているとも言えない現実。無音の空間ありますか?

今日もそれを味わいたいのでアラームをセットして眠るかー。ほら音無くして音無し。大人しくいきるべし。。。寒!!!

2017年20冊目(280)

公立中高一貫校 (ちくま新書 1047) 新書
小林 公夫 (著)
筑摩書房 (2013/12/4)

高校・大学・大学院と結構ガッツリ受験を経験してきたのでこの手の本を好きだったりします。最初の興味は僕の時代の受験と今の世代の受験ってどう違うのかな?ってのを覗いてみたいでした。

最初に教育問題ってとても間口が広くて誰でもそれらしく語れてしまう。これが受験を話すうえでの難点だったりするのかなって。
この本は「公立中高一貫校」というお題が明確なのもあってとてもおもろかったです。
何が面白いってこの「公立中高一貫校」の試験内容は大人でも容易ではない内容があったりして、精査する視点が入社試験(僕はこれを受けた経験がないので予想ですが)っぽいなーって。この試験をパスして6年間しっかり学んだ生徒なら変に日本の大学に行くより就職したり外外へ飛び出した方がいいんじゃないかなって思うぐらい。

僕は必ずしも詰込み型を否定しない立場です。点としての知識を繋げて線にできる能力が備わったとき詰め込まれた知識は一気にブーストしていくような気がするから。
逆に線にできるの力を極めて知識を加えていくのでも、山の登り方の違いで最終的に同じなのかもしれない。
この本にも再三書いてあったのですが、親と子がどんな学校に行きたいとかをしっかり話し合うことの大事さを強調しています。自分はどんなことに向いてるとか向いてないとかを話すことで選ぶ進路も決まっていくでしょう。運動が全くできない人が体育科を受験するとなったら何かそこに理由があるように。
そう思うと僕の場合は親は上手くブレーキを掛けてくれたり自由度を与えてくれたり、ピンボールの両枠の広さと高さをその都度調整して球である僕をうまいこと遊ばせたなーって思ってます。

受験はゴールでなくプロセス。なんかこの本を読んでよいプロセスを経験させてもらえたなって。とはいっても人生という深い森の中でゴールも考えないといけない歳で。。。
よし、もう一回受験でもするか!!

金曜日, 7月 14, 2017

2017年19冊目(279)

野茂英雄―日米の野球をどう変えたか (PHP新書)
ロバート ホワイティング  (著), Robert Whiting (原著), 松井 みどり (翻訳)
PHP研究所 (2011/01)

野茂さんが起こした革命。改めて読むとすごいなって。
先人が切り開いた道があるから歩める。ただ切り開く人の苦労。。。

何ともありふれた感想になりそうでテイストを変えたいと。

これは人間適応論なのかも。
鈍感力とか図太さとか。でもそれは表面上に振る舞えるかとか。
堂々と。それを理解してくれる人とのケミストリー。理解者を見つける長い旅。
野茂さんというある意味の奇人が生んだ革命的トルネード。巻き込まれたアメリカ。春に行ったWBCで野茂さんが登場した時のドジャースタジアムの歓声とか。
野茂さんは現地・現場に愛された人なんだと。お客さんから現地人・住人そしてレジェンドに。

僕はそれを目指してます。そうありたいです。でも道のりはね。
お客さんでけっこい笑顔な。。。。あーーー、これ以上はやめときます。海外で過ごすのはそれぐらいパワーがいることっす。

日本で海外の人をどのタイミングでう「うちわ」として受け入れるのかをリアリスティックに考えてほしいです。そのなかで、どれだけの外国人の方がテレビで日本語を上手に話して輪に入っているか。アメリカのTVショーでそんな日本人は。。。僕は悔しいですよ。ザブングルです

実力。野茂さんがそのチャレンジの場所を選べた奇跡。
グローバルが当たり前のとなったいまこそパイオニアに奇跡を辿りませんか!?
この本がアメリカ人のロバートさんによって書かれたことを僕は誇りに思います。外交とは民間から。留学は駅前から。駅前留学。。。Nomo!?


2017年18冊目(278)

気仙沼に消えた姉を追って 単行本
生島 淳 (著)
文藝春秋 (2011/11)

取材で気仙沼と東京を行き来するうちに、思わぬことに気付かされた。私は仕事を通して震災を「追体験」することを望んでいるようだった。
「ようだった」と書いたのは、未だに推測の域を出ないからである。気仙沼で育った人間にとっては、震災を直接体験していないことが「負い目」なっていた。私は追体験することで自分に免罪符を与えているのかもしれなかったし、。。。。
本書97ページより抜粋

この箇所が実は僕にとっては肝としか言えない。
震災時にアメリカにいて間接的にもどうしようもない状況。日本人としてあの空気を吸えなかったのは生島さんの言う「負い目」なんだと思う。
そしてその接点が僕にとってはどういうわけか気仙沼だった。
実際に足を運ぶ機会を得たし、猪瀬さんの気仙沼を舞台とした本を読み、この生島さんの本を手に取った。必死に「理解してます」を得ようとしてるのかもしれない。
答えはわからないけど忘れないという想いは太平洋という津波を実際に作った大きな衝立の両端に接点を持った宿命なのかもしれない。できることをなんとか。

そして自分のルーツを辿る。生島さんのお陰で僕もその作業の大事さを思いました。もっともっと話すことがある。もっと知ることがある。
大阪の細かい変遷。地元の変遷。生き字引の言葉。大人になってそれなりに生きていけてるからこそ。拾えるからこそ。淵に立ってようやく気づく人間。強欲な生き物でありなんとも寂しい存在。次回勇気持って聞こうと思います。あんなことこんなこと。

人とは、生きるとは、何ができるのか、何ができるたのか。
震災から5年以上もたった今だから。豪雨やいろんなリスクが存在する世の中だから。今を生きる上でふと立ち止まる歩留まりになる本だと思いました。

気仙沼に次回訪れた時はもっと飲んで現地の空気を旅の人として嗅ごうと思います。クンクン。嫌われないように。。。

金曜日, 6月 30, 2017

2017年16, 17冊目(276,277)

科学の扉をノックする (集英社文庫)
小川 洋子  (著)
集英社 (2011/3/18)

科学者の話ってなんて面白いんだろう - メタンハイドレートの対論会場へようこそ
青山 千春 (著)
ワニブックス (2017/4/27)

いち研究者のはしくれとして自分のやっている仕事や研究・サイエンスの面白味を一般の人に伝えるにはどうしたらええんかいなーと結構考えたりします。
僕の場合は面白おかしく例えを入れながら笑いと感覚的な部分でおもしろそうやなと思ってもらえるように心がけます。
ただそのあと自分自身でサイエンスに触れようという行動や意識を持ってもらえるかが実はもっと大事な部分なんです。
そんな中この2冊はそのトリガーを引くきっかけにはとても良い参考書だなと思って一緒に記すことにしました。

面白さの伝え方は2通り
1)科学に興味を持った人が科学の面白さを引き出す
2)話の巧い科学者が面白く伝える

1)が小川さんの本で2)が青山さんの本です。

僕が物心ついた後に初めて自分の意思で小説を買ったのは小川さんの「博士の愛した数式」でした(本当に読書に目覚めたのは20代半ばからなんです。。。)。
そこに描かれている”数字”の奥深さ。研究に足を突っ込んだ新米院生がこの本で数学に興味を持ちました。小川さんが数学から抽出したエッセンスを小説に反映される技術。改めてこの本を読んで痛感しました。インプットとアウトプット。表現の面白さは美しさも必要なんです。実感できます。小川さんという唯一無二の存在がサイエンスのキュレーターであってくれることにニヤニヤしました。ありがとうございます。

青山さんがメタンハイドレートを世に広める過程を僕は幸い初期からフォロー出来ていました。青山さんというこの場合には著者の千春博士よりも繁晴さん(現・参議院議員)の影響が大きいです。でもいつもフェアに奥さんである千春さんの仕事を説明する繁晴さんの姿は人が勘ぐりそうな贔屓目を消しつつ滲み出る愛情でした。僕はいつも「ええなーーー!」って思っていました。言うならばメタンハイドレートの広告塔の本と思われる可能性が大です。そこで科学者の話の面白さの力を垣間見れます。芸人さんは不真面目、科学者は糞真面目。そんな人はいるかもしれないけど僕はそうでないと思います。僕は。人を笑わせるって本当に難しいだから真面目に笑わせる事を考えている。人と違う発想をするから発見に繋がるなら不真面目な概念がないと奇想天外なチャレンジは出来ない。科学者が科学者の面白を引き出してくれてます!

みんな笑いたいしふざけたい。でもできない局面もある。
それを職業等で縛って欲しくない。科学という自由な空間では特に。
僕も何とか伝えたいけど説得力がない。それをこの2冊は完全にカバーしてくれてます。
良かったら是非読んでみてください。
えっ!?僕と話したい!?ビール一杯奢ってくれるならいつでも。。。

木曜日, 6月 22, 2017

2017年15冊目(275)

凡宰伝 (文春文庫) 文庫
佐野 真一 (著)
文藝春秋 (2003/06)

総理大臣の名前をいつから覚えているのか?僕の場合はこの本の主人公たる故・小渕恵三元総理から。ブッチホンという言葉のせいか急にこの世を去ることになってしまった事もあるのか何故かとても印象に残っているのです。
少し政治のことも知るようになってふと「小渕さんって実は中々のタマだったのでは?」と頭によぎったのと、あと勝手に安倍政権と当時の小渕政権そして両総理の佇まいは似ているのではないかと理由で手に取りました。

僕の感想ですが以下。
同時代に切磋琢磨した政治家の方々と小渕さんの関係性。それはさんま師匠、たけし師匠、ダウンタウンさんと百戦錬磨の芸人と向かい合った時の鶴瓶師匠のように思いました。
何とも言えない味。でもその味に隠れて知らないうちに取り込まれてしまっている。下に下にのようで結果的にマウント取られてニヤニヤ見られてる。
群馬県という激戦区で揉まれるなかで学び出来てきた後天性の性格というか個性。
そんな持ち得た空気感と時代がバチッと合い、当人の腹の底がニョッキと出てしれっと上に立ってしまった。果たして生まれたのが小渕総理だったんでは。そしてそれは時代に合っていた。もし、この世を去ることがなければ森総理からの小泉劇場はなかった。そんな事を思うと運命とか偶然とかそんなものを引っくるめた「時代」に生きているんだと感じます。どうなるかなんて分からない。その時代と衝突した人が世に出てくる。そうやって今この時代を見回すとなかなかな時代ですなー。

他には
今読むとなるほど過去の出来事に線を引けて理解や発見があります。歴史に学ぶとは知識の整理・統合なのかもしれません。
政治家の家にうまれるということ。これは医者の家に生まれるとか家業を継ぐ運命の下に生まれた人生。特殊な空間で育つという事。僕には想像しただけでお腹が一杯です。

僕は何かそんな空気に衝突するのだろうか?酔って酔拳でかわしていくか。。。

土曜日, 6月 17, 2017

総選挙と支持率

総選挙がありました。某アイドルグループのです。在外投票はしてません。このイベント。
選挙がある国では普通に映るけど(といっても辺で且つ異様というのはありますが)、そもそも選挙がない隣国や違法な選挙がまかり通る国の人が見たらどう思うのか?選挙がない某隣国の人はこの選挙に参加したらどうなるのか?
あと選挙戦術。批判殺到とか感動のスピーチとか。イギリスの選挙と英首相の思惑のギャップ。
選挙はお祭りで高ぶるこそ感情の起伏や本音がモロに飛び出るし。選挙って深いねー。
兵庫県知事選も日本では見れないエネルギーと結果で終わることを祈ってたりします。


金銭に余裕があると少々食べ過ぎる人がいても「しゃーないか」
業績を上げてる人が少しさぼっても「たまには」
常に大活躍するスポーツ選手がちょっとしたミス「こんなこともあるか」
この前提が真逆の人に対しての「」は厳しい表現に。
人の寛容性とはなんとも景気に左右されるモノでその寛容性はある意味で支持率みたいなもの。
やっぱり景気が良くなることって一番みんながニコニコする作戦なんだろうなって。


政治的言葉を脱線させて考えたけど、やっぱり政治的なものに帰ってくる。でもそのブーメランの起動が面白かったのでここに記しておきます。

土曜日, 6月 10, 2017

2017年14冊目(274)

ゲンロン0 観光客の哲学 単行本
東 浩紀 (著)
株式会社ゲンロン (2017/4/8)

大体の本は面白いと思うしその中でもこれはという本も年に数冊出会います。
でもこれは確実に引き込まれました、そして読んでよかったと心から思えエネルギーをもらった気がするぐらい読後感の充足といったら。

テロ等準備法案の問題や地元・ポートランドバブルの問題。トランプ政権を考える。そして自分の研究においてまで。諸問題を串刺しして焼けるぐらい深い考えかただと僕は説に思います。哲学が与える補助線の力をマジマジと感じました。

八方美人とは複数の他者との距離感だしその他者の存在が必要で、動的平衡は起点から終点への変化とその速度のを可視化する表現。要は単独であるということほど有り難き事象なんだと。
そして人は選ぶことを求めええとこ取りを受け入れがたい。中途半端は駄目という。

この前提への問とそれを解決するための態度。それが観光客的要素であり郵便という表現。なるほどなるほど。いとおかし!!!
単行本「「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?」での行為のそれはこの観光的に裏打ちされた結果なのかと。グローバル企業の成功はローカルへの適応なのだがローカルへの適応がグーバル企業への道のように。

こう書くとそれほど難しくなくあたかも当たり前のように誰もがしてそうだが果たしてじっくり胸に手を当ててほしい。東さんが提示したこの術は日本に降ってくるであろうミサイルを正しく恐れる行為を行うのにも繋がるし、まっとうに生きるための現代の生きる術として体現したいと僕は思う。

そして自分の研究プロジェクトへの深い理解の機会を与えてもらえました。へへへ、ありがとうございます。猿知恵が浮かびまして。。。

この本を自分が観光客的状況で飛行機内で読み切れたこの偶然。飛行機に乗って本を開いてからイチ動物的観光客に吹き込まれた哲学的思考。いとおかし!!!
このサイン本は僕の地球の歩き方になるだろう。。。ってそない上手く言えてない現実。。。

2017年13冊目(273)

「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?
安西洋之  (著), 中林鉄太郎 (著)
日経BP社 (2011/7/28)

タイトルからマルちゃんのストーリーだと思っていた自分はガツンとやられました。そして後悔しました、積読せずなぜもっと早く読まなかったのかと。

世に出る。成功例を分析して売れる要素を紐解いていきます。なるほどというのもばかりですが、これらは小手先ではなく体現するにはそれ相応の作業が必要になります。それそうでしょうとなるでしょうが、本当にその覚悟がないと出来ません。自分を知り相手を知り文化を知る。そして常に観察者であり分析者たる。それを体感しないと始まらない。この体感こそが最大限のハードルでしょう、特に国外で売れるには。そして表現者になってモノを出さないといけない。世に出るとはやはりパワーが要りますね。

ローカルを知るからこそグローバルも分かる。日本を知るから外国を見れる。要は一見水と油の2つを常に内蔵し行ったり来たりできること。思えばこのあとに書くことになる本の感想にキレイにリンクしているようで。いまちょっとゾクッとしました。

売れるにも売れないにも偶然があるだろうけど、売れない時の偶然ってなんだろう。成功をつかみたい人より売れない理由が分からない人にとってこそこう言う考えが必要なのかもしれませんね。

自分の仕事に省みた時、なんか大きな穴に吸い込まれるような今までの自分への浅はかさと奥に面白い光がありそうな希望で浮足立つ感じ。原子から宇宙まで光の早さで移動できたら的な。そうありたいですね!売れなさそうな文句だなー。。。

2017年12冊目(272)

プロ野球・二軍の謎 (幻冬舎新書) 新書
田口 壮 (著)
幻冬舎 (2017/3/30)

交流戦現在首位(6月10日現在)のオリックス。その2軍の田口監督が一年目の監督ーズンを終えて書き上げた本。

選手の目線からチームや監督そしてメジャーリーグの事を描かれていた前著とは違う目線、監督として見る景色。そして普段知り得ない2軍がどのような所なのか。
玄人好みと言ってしまえば簡単なのですが、素人や野球に興味を持ち始めた人が読んでこそ1軍の野球にもっと興味を持てるのかもしれません。

組織論としてもとても勉強になるでしょう。どうしても選手個人に注目が行きますが、個々に与えられた自由度の違いとどこから観察するかで企業なのか公務員なのかスポーツ選手なのかの違いはあれど、その点から同心円状に広がる世界が必ずあって俯瞰するとそれはやっぱり組織になります。
プロスポーツは文化の面もあるので組織にその国の特徴が結構色濃く反映される部分もあり、アメリカと日本の組織の違いも垣間見れます。自分が属した組織を思い返しながら納得してました。

もちろん阪神タイガースも好きですが、僕もともと西宮球場が気に入って阪急・オリックスとファンでした。ファンクラブに入っていた頃。。。懐かしい!
去年帰国時に大阪ドームに行ってオリックスをまた応援しようって感じになり、この本。オリックス是非とも頑張って欲しいです。そして次回は2軍の試合に行ってみたいと思います。

でも甲子園にも久々に行ってみたい。。。です!

日曜日, 5月 28, 2017

花火大会じゃないんだから。。。

「国民の諸君に告げる。現在をもって国会議事堂衆議院棟は我々の支配下に入った。この革命行為の真の目的は諸君を覚醒させることだ。この国のシステムに理不尽と不平等と不誠実を感じている者がいるなら今から起こることに刮目せよ。そして自らの頭で考え立ち上がれ。」
映画SP革命篇の中の言葉。

アメリカは本土に届くミサイルが完成されれば対処すると常々各方面で耳にしてきた。その完成も時間の問題ではとも議論されている。

日本に届くミサイルはもう完成していている事実。そして毎週のイベントのように発射しているこの現実。
来週も撃ったとしたらそれが、日本に向けて撃つものではないという証明は誰がするのか?
この3週間連続も日本に落ちなかったねーでいいの?
打てるけど撃ってなくて周りに落としてる可能性だってゼロではない。

僕は家の周りで3週連続発砲事件や殺人事件が起きたらやっぱり安全を確保するために考えるし引っ越しだって頭に入れる。でも、これってみんなそうじゃないの?

僕は攻撃しろ戦争しろと言っているのんじゃない。対話を対話をと言う人、今こその対話の時でしょ?有限実行で対話を求めるために日本の政治家でなく直接的に北に訴えかけようよ?韓国と北の境界線でデモしてよ?国が動かないんでしょ?

正しく怖がれてないんじゃないの?自らの頭で考えてるのか?僕は不安で仕方ない。
ここに記しておこうと思ったのでした。

火曜日, 5月 23, 2017

ひと手間リテラシー

ひと手間。
これによって食卓が豊かになる料理がおいしくなるは聞いたことがあると思う。
スポーツでもあと一点取っていればとか、仕事でも一歩先に手を打っておけば、旅でももう一ヵ所足を運んでいればもう一駅先に進んでいれば。
そのひと手間。

フェイクニュースと言う言葉と対になるのはなんだろうか。受け手側のリテラシーだと思う。リテラシーを高める、それはフェイクニュースをフェイクだと知る事に他ならない。でもどうやって。

記事を書いた人はどんな人だろう?
過去にどんな主張をし文章を書き誰と仲が良く。。。
一時、中国で話題となった人肉検索ぽいけどメディアに出る人とどこの馬の骨か分からない素人について調べてみるのは次元が違うと思う。

ひと手間。5分でも調べてみたら怪しいか怪しくないぐらいの空気感は分かるのでは?

ひと手間リテラシー。ふと立ち止まる意識と共に、この作業してみませんか?

でも正直。。。面倒くさいのは間違いない。。。!!!